[メイン] GM : アウトローとして生きていくには何が大切だと思う?
誰をも寄せ付けることのない圧倒的な武力?
それとも、巧みに裏をかき並ぶ者の一切を謀殺する頭脳?
どのような悪行に手を染めることになっても良心の呵責を起こすことの無い邪悪さ?

それらも必要でないと言えば嘘になるだろう。
あるだけで『素質』はあると言える。

しかし、本当に必要なもの、それは─────。

ダブルクロスthe 3rd edition
『合挽肉』
"ダブルクロス"─────それは"裏切り"を意味する言葉。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : マスターOP『塞翁が馬』 登場:不可

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 肌にシャツが張り付くような暑さ。
日の沈んだ夜だというのに、蒸し暑く、湿度で息苦しさが嵩む。

[メイン] GM : それでも、色黒な肌の男は、歓喜の表情を浮かべた。
手に、足に、浜辺の泥砂を塗させながらも、震えるように立ち上がる。

[メイン] GM : 東南アジア人特有の、堀のある顔の、鼻の先からは、汚れた海の滴がぽたり、ぽたりと、落ちていく。

[メイン] GM : 「ヤッタ……!ヤッタヨ!ソム!ボクタチ、ツイニ……!」

[メイン] GM : 男が振り向く先にいるは、同じく東南アジア人の女性。
男性と比べ、疲労状態がまだ抜け切れていないのか、肩で息をしている。
しかし、男の声にゆっくりと顎を上げ、眼前の景色を見やる。

[メイン] GM : 「……!スゴイ……!ワタシタチ、ニゲレタ、ノネ……!」
女もまた、歓喜の色を表情に浮かばせた。
男から伸ばされた手を取り、噛みしめるように立ち上がる。

[メイン] GM : 泥に、海水に汚れる男と女は、手を取り合いながら……浸るように、遠くに見える光を見つめていた。

[メイン] GM : ─────ネオンの繁華街、並ぶビル、聴こえる喧騒の音。

[メイン] GM : 「ソウダヨ……!ボクタチ……コレタンダ……!」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 「ヨイウオニ!」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 男の名はヤン。25歳。下流階級である。
祖国では差別が絶えず、職業選択も狭く、低賃金生活を送る日々であった。
また、彼にはソムという、20歳を間近に控える妹がいた。
両親はいない。自分達を見捨て、どこかへと行った。
不幸話、というほどでもない。周りも似たような境遇ばかりであった。

[メイン] GM : 兄弟で、狭い、継ぎ接ぎの小屋で暮らし、薄いスープを飲んで暮らしていた。
高い賃金を得るための技術取得の機会もなく、勉強するためのお金も無い。
健康を擦り切って、今日という時間を生きていた。

[メイン] GM : ヤンには、夢があった。
それは、トランペット奏者になることであった。
小さい頃、この国に旅行しに来た音楽家の路上ライブを偶々見る機会があった。
奏でられる音楽に、自然と体が動き、踊っていた。
自分だけではない、他の皆も踊っていた。

[メイン] GM : 鼠色の日々に、色彩を感じた瞬間であった。
誰もかも、お互いに関心があるわけじゃない、必要な時に交流するだけであった仲間達と一体となり踊ったあの瞬間は、忘れることができなかった。

[メイン] GM : 『♪~』
ヤンはいつも、妹の食事を作っている間も口遊んでいた。

[メイン] GM : 『オニイチャン、マタウタッテル』
そんな様子を揶揄うように笑うソム。
しかし結局彼女もまた、同じように歌を口遊むのだ。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ある日、こんな噂を聞く。
ニホンという国に、ヨイウオという『楽園』があると。
なんでもそこでは、誰もが『自由』に生きることができると。
なんでもそこでは、いくらでも稼ぐことができるだとか。
なんでもそこでは─────『夢』が叶うだとか。

[メイン] GM : ヤンは決意した、今の生活のままでは、奏者になる夢も、お爺さんになっても叶えることができないと。
このまま、何も変わらず、喜びも知らないまま朽ちていくのは嫌だと。

[メイン] GM : ソムと相談した。ヤンは一人で行くつもりなど毛頭も無かった。
幸せな暮らしは、できることなら家族と分かち合いたかった。
本当にあるかどうかも分からない場所に、今すぐにでも向かいたいという自分の気持ちに、ソムは首を縦には振らないだろうと思っていた。

[メイン] GM : しかし……。
『タノシソウ!イキタイ!ツレテッテ!』

[メイン] GM : 気持ちは、同じだった。兄弟だった。

[メイン] GM : そこから、夜中に行動を開始し、船を盗んで、海を横断した。
ニホンに辿り着くも、警察に追われた。逃げた。隠れた。
見つかった。また逃げた、逃げた、逃げた……。
激動の時間だった。長いようで、一瞬だったようにも思える。

[メイン] GM : その時こそ必死で、捕まってたまるかという思いで一杯だった。
どうなってしまうか分からないという不安も去来した。
しかし、楽しかった。
鮮やかだった。

[メイン] GM : そしてついに……ヨイウオの場所を知り、身を潜め、美味しい廃棄食をいただきながら、歩き、歩き続け、海を潜り、泳ぎ、泳ぎ、泳いだ。
祖国と違って、とても臭い海だった。アンモニアの臭いが酷かった。きっとそれだけじゃない、もっと色んな生ゴミとかの臭いも入っていた。

[メイン] GM : 大冒険だった。
そして、身を削って、危険に飛び込んだ先に、『楽園』に辿り着いたのだ。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : それからの生活は、驚くほど、水準が上がった。
風の入らない、雨に打たれない個室で、布団にくるまって眠れるだなんて、なんて幸せだろうか。
食べ物も、公園で配給が行われていたので、ありついた。温かくて美味しかった。

[メイン] GM : ここでは、自分達と同じように、この国じゃない場所からやってきた人が他にも多くいた。差別らしい差別は、特に無かった。
港で体力仕事をさせてもらった。漁業なんて生まれてこの方一度もやったことがなかったけど、いっぱい頑張った。
さすがにクタクタで、肩も腰も膝も痛いけれども、お金はすごかった。

[メイン] GM : 1万円も貰えるなんて!

[メイン] GM : このまま頑張れば、トランペットだって買えるだろう。
ソムにも夢があるらしく、歌をやってみたいだとか。
いいと思った。ソムの声は綺麗だから、きっと大成功すると思う。

[メイン] GM : ソムはお酒を飲むお店で働くことになった。
賑やかな場所で、臭いもすごいらしいけど、でも楽しいらしい。
やっぱり、楽しいのが一番だよね。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 「アイタタタ……コシガイタイ」

[メイン] GM : 今日もお仕事を頑張った。クタクタだ。
親方の狙いが上手くいかなく、帰りが少し遅くなってしまった。
もう夜の1時だ。

[メイン] GM : 疲れでお腹も空かないから、帰ったら寝よう……。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 朝4時、起きた。
そして、気づいた。
あれ?

[メイン] GM : 「ソム?」
いなかった。今日は早番なのだろうか。

[メイン] GM : お仕事があるから、不思議に思いながらも、飛び出して行った。
ソムも大変だ、僕よりも早朝にお仕事しなくちゃいけないんだから。
でも、頑張ろう!お互いの夢のために!

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ソムは、今日も家に帰ってこなかった。不思議だ。
もしも明日も帰ってこなかったら……明々後日はお休みだ。探しに行こう。
お店の場所は分かっているから、聞けば分かるかもしれない。
もしかしたら、お店で寝泊まりしているかもしれないしね。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ヨイウオ東区にある、ヨイウオ東スーパー。
ここは格安が売りであり、本島と比べ物価の安さが格別であった。
たとえば、この合挽肉なんかは、なんと100g当たり100円で販売!

[メイン] GM : 安いよ!安いよ!いらっしゃい!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : OP1『beautiful day』 登場:任意

[メイン] 透野 翠 : 30+1d10 登場/リザレクト (30+1D10) > 30+8[8] > 38

[メイン] アドミニストレータ : 31+1d10 登場/リザレクト (31+1D10) > 31+1[1] > 32

[メイン] system : [ アドミニストレータ ] 侵蝕率 : 31 → 32

[メイン] system : [ 透野 翠 ] 侵蝕率 : 30 → 38

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ─────森奥に佇む、コンテナハウス。
従来、貨物輸送用に使われていたコンテナを建築用に応用した物件であり、そのカスタマイズ性からマニアに愛好されている。

[メイン] GM : どのような場所にも、どのような大きさ、どのような内装にも、専門とする建築家に頼めば、思い通りの別荘を作り出すことだってできる。
もちろん、住居として登録することも可能だ。

[メイン] GM : ただ………。
この青色のコンテナハウスが、正式に『認可』された住居であるかどうかは、知らない。

[メイン] 飴村 乱数 : 「たっだいま~~~~~!」
陽気な、あどけない声変わりしたての声を響かせるは、ピンク色の少年。
何やら紙の書類を片手に、ソファを飛び越え、そのまま座る。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ちゃ~んと『ウチら』の『看板代』、回収してきたよ~っと♪」

[メイン] 飴村 乱数 : そう言うと、お洒落な硝子造りのテーブルの上へとアタッシュケースを置く。

[メイン] 透野 翠 : 声に反応して読んでいる本から顔を上げてそちらを見る

[メイン] 透野 翠 : このセルで一番明るい人だった

[メイン] アドミニストレータ : 「あら、お疲れ様」

[メイン] アドミニストレータ : コンテナハウスの奥のソファで寝そべっていた女が身を起こし、その声に応える

[メイン] 透野 翠 : 「街の様子、面白いことあります?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「へへへ!労わりの言葉、沁みるよ~~!でも、も~~っと褒めてもいいんだよ~?アドミニお姉さん♪」
棒付きの飴玉を硝子テーブルの上に置かれたバスケットより取り出すと、袋を開け、口に放り入れる。

[メイン] 飴村 乱数 : カロカロと、音を鳴らし、美味しそうに味わっている。

[メイン] 飴村 乱数 : そして透野の方へと、緑の瞳を向けると、ソファに寄り掛かるようにして、頭の後ろで腕を組む。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ん~~~~~、街の様子ねぇ~~……も~ちょっと、の~んびりしてから話そうかな~?って思ってたことがいくつかあってね~」

[メイン] アドミニストレータ : 「報酬ならもっと大きな仕事をこなしたら、その時に…ね?」
「あら、何か変わったことがあったの?」

[メイン] 透野 翠 : 「じゃあごゆっくり…?」
また本へ目を落とす

[メイン] 飴村 乱数 : 「へへ♪じゃあもしかしたら、すぐにおっきい報酬が貰えちゃいそうかも~?」
なんて、楽しそうに笑いながら、鼻歌交じりにそう応える。

[メイン] 飴村 乱数 : 「って、ちょいちょい透野お姉さ~~~ん!まったくも~~」
起き上がり、ほっぺを軽く膨らませる。

[メイン] 飴村 乱数 : 「こーいう時は、アドミニお姉さんみたく、何かあったの?って聞くとこだよ!」

[メイン] 透野 翠 : 「……」

[メイン] 飴村 乱数 : 口の中に入れていた棒付きキャンディを取り出し、指すようにする。

[メイン] 透野 翠 : 「なにかあったんですか?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「それでよ~し♪」
満足そうな顔をする。

[メイン] 飴村 乱数 : 「じゃあじゃあ、言いたかったセリフ、言っちゃうね!」

[メイン] 飴村 乱数 : またソファへと寄り掛かり、軽く脚を組む。

[メイン] 飴村 乱数 : 「アドミニお姉さんと透野お姉さんは、良いニュースと悪いニュース、どっちを先に聞きたい?」

[メイン] 透野 翠 : 「聞かれれば………悪いニュース下さい」
「悪いニュースの方が動きたくなるんで」

[メイン] アドミニストレータ : 「そうねぇ…じゃあ悪いニュースからにしましょう」
一応の興味は示しつつも、真剣さは感じられない態度で応える

[メイン] 飴村 乱数 : 「あははは!ちゃ~んとノってくれてありがとう!こういうの、やりかったんだ!」
無邪気に、楽しそうに笑う顔をしながら。

[メイン] 飴村 乱数 : 「コホン、え~~っとね、悪いニュースだけども」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクらは、『看板』売ってるビジネスに今、着手してるじゃん?」

[メイン] 透野 翠 : なんだか楽しみそうにニタニタとしている

[メイン] 透野 翠 : 「なんですか?アドミンさん?」

[メイン] アドミニストレータ : 「ええ、虎の威を借りる狐に名前を貸してあげてるのよ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「へへへへ~!透野お姉さんは『拾ったばかり』だから、多分この辺も、あ~んまり聞き馴染みないかも!ので~、改めてかる~く、ざっくり説明すると~」

[メイン] 透野 翠 : 「どうもです」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクらのいる場所ってね、思ってるより『窮屈』な場所でさ、ある程度『力』が無いと、何をしようにも舐められるし、事も上手く運ばないんだ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「酷ければ、そこに根城構えてるセルやら反社会的組織やらから因縁吹っ掛けられて、おっ死んじゃうことだってあるしね~」
なんて言いながら、他人事のように続ける。

[メイン] 飴村 乱数 : ─────自分達が、その世界にいるというのに、緊張感の欠片も出さず。

[メイン] 飴村 乱数 : 「で、アドミニお姉さんが立ち上げたこの……『ヴィーナスネクター』は、アドミニお姉さんの謀略に、あとはボクの頑張りで~」
ニヤっとしながら、自分に親指を差し向けつつ。

[メイン] 飴村 乱数 : 「結構、名が通るようになってるんだ。で、その『名前』を利用しない手はないよね?ってことで」

[メイン] 飴村 乱数 : 「あとは~……ボクらの『目的』を果たす為にも、子分を増やしてるんだ♪」

[メイン] 透野 翠 : 「名前でビビる相手なら力になりますか」

[メイン] アドミニストレータ : 「名前を借りた方は地位を、私たちはある程度の勢力を得られる。数は時に力になるものね」
「それなりにwin-winな商売でしょう?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「いざ戦争だ~!って時のマンパワーはいくらあったって構わないもんね~」
なんて物騒なことを言いながら、アドミニストレータの肩に頭を置き、鼻歌を歌う。

[メイン] 透野 翠 : 「数よりも一人の強さです」
とアピールするように拳銃を弄りはじめる

[メイン] 透野 翠 : 「でも目的に必要なら…参加に入るやつは生かす…?」

[メイン] 飴村 乱数 : にや~りと笑って、透野にピースサイン。それで合ってるよん!の意だ。

[メイン] アドミニストレータ : 「ふふ…もちろん、優秀な子は大事にするわよ?」
乱数のことは気にせず、そのまま受け入れて

[メイン] アドミニストレータ : 「大きなことを成すには、どちらも必要ってことね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクもまぁ、『ダサい奴』を加わらせたくは無いからね、それに、透野お姉さんの言うように、個の強さだって大事、もう大事なものが多すぎて大変!頭がぐるぐるしちゃう~!」

[メイン] 透野 翠 : 「本読むとスッキリします。頭」
とコンテナの壁にある本棚を指し示す

[メイン] 飴村 乱数 : 「ええ~~~?う~ん、ファッションデザインとかの本なら喜んで読むけどさぁー」

[メイン] 飴村 乱数 : 「字だけの本とか、読んでて飽きない?ボクは飽きちゃう」

[メイン] 透野 翠 : 「詰め込めますから」
と面白さには回答しないずれた返事

[メイン] 飴村 乱数 : 「詰め込める ……ボクにはわかんないや」
肩を竦めつつも。
「でも、透野お姉さんにとって『大切』なら、それでいいや」
『心の拠り所』は、人それぞれ。相互干渉し合う必要性は無い。ましては、『裏』ではなおさらのこと。

[メイン] 飴村 乱数 : 「おっとっと!お話これ、もしかしてズレちゃってるっけ?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「悪いニュースの続きだね!」

[メイン] アドミニストレータ : 「そうね。看板を貸してることがどうかしたのかしら?」

[メイン] 透野 翠 : 「そうでしたね」

[メイン] 飴村 乱数 : すると、書類を開け始める。そこには地図と、あとは情報屋から入手した詳細な資料の数々。

[メイン] 飴村 乱数 : 日本列島の端に浮かぶ、人工島。
知る人ぞ知るスポットであり、反社会的勢力にとっての沼地。

[メイン] 飴村 乱数 : ─────ヨイウオ島。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ここでさ、勝手にボクらの『名前』を使って好き放題してるのがいてさ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「やってることは単純に、内臓売ってるだけ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「まぁ~~~、なんていうか」

[メイン] 飴村 乱数 : 「『チンケ』な商売、『ダサい』ことだね」

[メイン] 飴村 乱数 : かろかろと、口の中で飴玉を転がす。

[メイン] 透野 翠 : 「やっぱりいいですね悪いニュースは」

[メイン] 透野 翠 : 「そこに突っ込めば?」
手には今度はアサルトライフルが握られている

[メイン] アドミニストレータ : 「ふーん、内臓ね…」
「あなたがそう言うってことは、敵対組織を潰したついでみたいな面白い方法じゃないんでしょう?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「そういうこと」
先ずはアドミニストレータの言葉に頷く。

[メイン] 飴村 乱数 : 「あそこは難民も逃げてるからね、不法滞在者もいる。法の加護も無いような人間の首根っこを掴んで、はした金に変えてるっていうね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「別に、『ヴィーナスネクター』の看板無しでやってるとかなら、好きにやっとけばって感じなんだけどさ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクら、一応は『美学』を重んじるっていうことにしておくことで、組織としての一貫性を保ってるわけだから」

[メイン] 飴村 乱数 : 「困るんだよね~~~~」

[メイン] 飴村 乱数 : 「そんなわけで、透野お姉さん♪」
ニヤっと笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : そして、親指と人差し指を立てて、鉄砲の様な形を作ると、コンテナハウス内に飾られているテディベア人形へ向けて、狙いを定める。

[メイン] 飴村 乱数 : 「今回はね、ボクは『好き』にやっちゃっていいと思ってるよ♪」
そう言って、ば~んと、わざとらしく口にする。

[メイン] 飴村 乱数 : 「アドミニお姉さんは、どうかな?」

[メイン] 飴村 乱数 : 緑の瞳をちらりと、寄り掛かっている主に上目で差し向ける。

[メイン] アドミニストレータ : 「ええ、そうね」
「困るのよね、私たちの名を借りる意味を履き違えられるのは」

[メイン] アドミニストレータ : 「でも、こういう商売をしている以上は間違える輩は現れる」
「面倒なことではあるけれど、示しはつけないと」

[メイン] 飴村 乱数 : ニヤリと笑う。

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒヒヒヒ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「アドミニお姉さん、普段は超優しいのに、こういう時は」

[メイン] 飴村 乱数 : 「『恐い』よねぇ」

[メイン] 飴村 乱数 : 乱数の顔に影が差す。

[メイン] アドミニストレータ : 「ふふ、私は常に優しいわよ?」
「優しいからこそ、こうして教えてあげようとしているの」

[メイン] 透野 翠 : ガチャリとリロード音

[メイン] 飴村 乱数 : 「あははは!そうだったね!これは『救済』の女神様だ♪」

[メイン] 飴村 乱数 : 乱数もアドミニストレータから離れ、飛び起きる。

[メイン] 飴村 乱数 : そして、軽く伸びをする。ん~~~っ!と、まるでこれから体育でもやる学生のような、軽い雰囲気で、準備体操をする。

[メイン] 透野 翠 : 「じゃ探してきます。クィヒ」
コンテナルームの扉を開けた

[メイン] 飴村 乱数 : 「OK!じゃあアドミニお姉さん、ボクらも行こうか!エスコートは必要かな?」
振り向き、ニヤリと笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「何せこれからボクらが向かうところは……」

[メイン] 飴村 乱数 : 「きったな~い、くっさ~い、つま~んなさそ~な、アドミニお姉さんには似つかわしくもない場所だから、ね♪」

[メイン] 飴村 乱数 : キザに、悪戯な少年っぽい言い回しで、ウインクを一つ。

[メイン] アドミニストレータ : 「泥の中から宝石が見つかることもあるのよ? そう簡単に捨てるものでもないと思うけども」
「せっかくだし、お願いしようかしら」

[メイン] 飴村 乱数 : 「喜んで♪」
無邪気に笑い、手を差し伸べる。

[メイン] アドミニストレータ : 微笑んでその手を取ると、ソファから立ち上がる

[メイン] アドミニストレータ : 私は本来、自分で動くのは好きじゃないのだけれど
たまにはセルリーダーとしての力を見せないといけない

[メイン] アドミニストレータ : さて、わざわざ私を動かしたのだから
相応のコト、覚悟してもらいましょう

[メイン] アドミニストレータ : 長い髪がソファをなぞり、離れる

[メイン] アドミニストレータ : それは、彼女たち自らが
また一つ、何かを動かそうという合図だった

[メイン] アドミニストレータ :  

[メイン]   : 一つの酒場がある
腐った街に似合いの、安い酒ばかりの店
一言にまとめてしまえば、薄汚いその店に彼女はいる

[メイン]   : 金なんて物の為に殺すんだ
飯を食う手段で、一番楽で早かったから
だからまあ、店とは似合いだろう

[メイン]   :  

[メイン] アリス・L・ミラー : まあ、そんなシリアス風に語ろうが
格好態度がコレなのだが

[メイン] アリス・L・ミラー : 「いえーい!! やっぱり、お酒こそ命のガソリンよねー!!!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 今回依頼を受けたのは
この辺り“にも”詳しい旅の一座の踊り子だ

[メイン] アリス・L・ミラー : だがまあ、ハッキリといえばモチベーションが低かった

[メイン] アリス・L・ミラー : だって、まあ、その…

[メイン] アリス・L・ミラー : 「反社会組織の看板なんて、価値があるわけないじゃーん! マネした奴もばっかよねー!」

[メイン] アリス・L・ミラー : こんな具合だった

[メイン] アリス・L・ミラー : 金さえもらえばどちらにでも付く都合上
マーセナリーに組織への忠誠心は皆無である

[メイン] アリス・L・ミラー : それでもFHの依頼を受ける機会が多いなら
やっぱり“楽”の一言に帰結する

[メイン] アリス・L・ミラー : 護衛対象は少なく 一般人を盾にしてもいい
実行はしないにしろ、制約があると無しでは雲泥の差だ

[メイン] アリス・L・ミラー : …では、楽で選んだ仕事である以上
組織の故件だのなんだのに関わる、看板とは距離を置きたいわけで

[メイン] アリス・L・ミラー : こうして、適当にそれっぽい情報を集めて
時間潰しに酒場で騒いでいるのであった

[メイン] GM : 「ヒヒヒヒ!姉ちゃん良い飲みっぷりだなあ!」
汚らしい安いテーブルを共にするは、向かい側に座る、酔っぱらった男。
ニタニタと薄気味悪い笑みを浮かべている。

[メイン] GM : 着崩したスーツは、この街の垢を吸い込んでいることを思わせる。

[メイン] GM : 「そうだぜぇ!酒は最高だ!!特に何が最高かってよぉ~!」

[メイン] GM : 男は一人では無かった、隣にも酔っぱらう、同じ服装の男が肘で突っつく。

[メイン] GM : 「おいおいおい~!おめぇ酔い過ぎじゃねぇの?酒に溺れてボスに何度叱られたか覚えてねぇのかよ!」
そう言いながらも、男もすっかり酔いの中にあるのだろう、ふらふらとしている。

[メイン] GM : 「知らねぇよ!!次こそ失敗しなきゃいいんだろボケがよぉおお~~!」
「だはははは!!それもそうか!!!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「わーお♪ おにーさん達、とっても上機嫌……何かいいことでもあったの〜?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 粗野とも言える態度に
眉を顰める事もなく むしろ好ましいと対応した

[メイン] アリス・L・ミラー : それこそ、彼らがそこらのチンピラにしろ
殺し稼業の阿保に比べれば少しはマシか…

[メイン] アリス・L・ミラー : 少なくとも同類なのだから
嫌う理由は特にない

[メイン] GM : 「よく聞いてくれたなぁあ!!!『ヴィーナスネクター』っつー名前のおかげでよぉ~~」

[メイン] GM : 「取引が順調も順調!『本土』に臓器売り放題!」

[メイン] GM : 「ぎゃはははは!!だからおめぇそれ言うなって言われてんだろ~~~!!」
もう片方の男がバシバシと、語る男の背を叩く。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「……」

[メイン] アリス・L・ミラー : さて、この時点でアリスは一つ結論を出した

[メイン] アリス・L・ミラー : この二人は生け取りにする
善悪は関係なしに、その行動を彼女は余儀なくされた

[メイン] アリス・L・ミラー : 忘れてはならないが
裏社会においての面子とは重要だ

[メイン] アリス・L・ミラー : だからこそ、看板には価値があるし
逆にその看板の相応しい寛容さを、裏社会の怪物達は要求される

[メイン] アリス・L・ミラー : 1.依頼を受けているのにサボる
2.看板を軽んじる発言をする

コレらは、まだ許される
なぜなら所詮は宵の口、ネズミの鳴き声に苛立つ獅子は その時点で獅子ではない

[メイン] アリス・L・ミラー : だが、問題は3. 目の前にターゲットがいる事
コレを見逃した場合、マーセナリーとしてのアリスは死ぬだろう

[メイン] アリス・L・ミラー : 彼らは正式に金を払い
なんだかんだで、アリスはその仕事を引き受けた

[メイン] アリス・L・ミラー : 仕事に対して熱意を持つ事は要求されていない
しかし、獲物を前にして見逃す事は、熱意以前の問題だ

[メイン] アリス・L・ミラー : 契約は、履行する

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ねぇ、お兄さん達?満足するまでお酒を飲んだら、アリスと遊んでくれない?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 甘い声を出し、誘いをかける
やり方はよく知っているから

[メイン] アリス・L・ミラー : 「楽しいお話を聞かせて欲しいの…」

[メイン]   :  

[メイン]   : 彼らは違和感を持つべきだった

[メイン]   : こんな場所で、薄着で騒いである少女がいる訳はない

[メイン]   : 場所を選んで遊べるのは化け物だけだというのに

[メイン]   :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : middle『Welcome to Underground』 登場:任意

[メイン] アドミニストレータ : 32+1d10 登場/リザレクト (32+1D10) > 32+5[5] > 37

[メイン] アリス・L・ミラー : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+9[9] > 46

[メイン] system : [ アドミニストレータ ] 侵蝕率 : 32 → 37

[メイン] system : [ アリス・L・ミラー ] 侵蝕率 : 37 → 46

[メイン] アリス・L・ミラー : ハンドリング!

[メイン] 透野 翠 : 38+1d10 登場/リザレクト (38+1D10) > 38+2[2] > 40

[雑談] system : [ 透野 翠 ] 侵蝕率 : 38 → 40

[メイン] system : [ アリス・L・ミラー ] 侵蝕率 : 46 → 49

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 本州と、その人工島を繋いでいたのは、橋一つのみだった。
特に、島に入るのに特別な手続きは、無かった。

[メイン] GM : ただ、その島に出入りする車は、自分達しかいなかった。

[メイン] GM :  

[メイン] 飴村 乱数 : 「うっわすっご、見てよ二人とも」

[メイン] 飴村 乱数 : ピンク色の髪の少年は空を見上げる。スモッグが発生していた。
今日の天気は、雲一つも無い快晴、という予報であった。

[メイン] 飴村 乱数 : 見渡せば、遠くで有害物質をいかにも含んでいそうな、灰色の煙を吐き出す工場が見えていた。明らかな環境汚染。それが罷り通っている、異常な世界。

[メイン] アドミニストレータ : 「予報は宛てにならない。環境なんて気にしない。正しいのはお金と力だけ」
「如何にもって感じ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「めっちゃお国に中指立てまくりじゃん、ウケる」
へらりと笑う。単なるいちセルが、ああいった施設を造り、稼働しているというのであれば、まぁ『よくある』ものではあるが。
この島は、何一つとして隠蔽していない。公な場所である。にも拘わらず、見て見ぬフリをされている。

[メイン] 透野 翠 : 橋の本土側を振り返り
また島の方を見て

[メイン] 飴村 乱数 : 「まぁ、それはボクらもなんだけどね」
また、小さく笑いながら、頭の後ろで腕を組む。

[メイン] 透野 翠 : 「面白い島」

[メイン] アドミニストレータ : 「日本じゃトップクラスの汚泥ね」
「さてさて、私たちのお眼鏡に適う宝石が埋まってるかしら。何の成果もないドブさらいは嫌よ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクもやだね~、髪もこれ絶対ゴミついちゃうでしょ?は~あ」

[メイン] 飴村 乱数 : 自分の前髪を指でいじりながら、困り眉で溜息を一つ。

[メイン] 飴村 乱数 : 「まぁでも、透野お姉さんはもう既に」

[メイン] 飴村 乱数 : 緑の瞳をちらりと、向けて。

[メイン] 飴村 乱数 : 「『宝島』っぽく見えてるみたいだけどね」

[メイン] 透野 翠 : 「?」

[メイン] 透野 翠 : 「宝か知りませんけど」

[メイン] 透野 翠 : 「アレが立つなら、気にすることも少なくて、的になるものは多いでしょうね」

[メイン] 飴村 乱数 : くすりと笑って、肩を竦める。

[メイン] 飴村 乱数 : 「まぁね、ある意味都心よりはボクらは、ずーっと」

[メイン] 飴村 乱数 : 「『動きやすい』だろうねぇ」

[メイン] 飴村 乱数 : ボクはそれでも都会の方が好きだけどね!なんて付け加えながら。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ま、大体そんな場所なのです!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ヴィーナスネクターご一行様!ご指名いただいたアリスでーす♪」

[メイン] 飴村 乱数 : 「お、噂を擦れば、今回の案内人かな?」
かろ、と咥えた棒付き飴を鳴らす。

[メイン] 飴村 乱数 : アリスの方へと向き、やっほ~!☆と、にこやかに手を振り挨拶。

[メイン] アリス・L・ミラー : そんな彼らに割り込む様に
ヘラヘラと、半笑いの様な声で楽しげに声をかけてくる

[メイン] アリス・L・ミラー : 既に酒気は飛んでいるが…
それでなお、信じられない様な浮かれ具合だ

[メイン] アドミニストレータ : 「どうも、よろしくね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「協力要請に応えてくれてありがとうね~!なんかわっかんないけど、お姉さんしか今回の『条件』に合うマーセナリーがさ~、いなくてさ~!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「まぁそれだけここ、『ヤバい』場所なんでしょ?だから助かっちゃうな~!餅は餅屋!」

[メイン] 飴村 乱数 : にやりと笑いながら、緑色の目を上目で差し向ける。

[メイン] 透野 翠 : 「へ…」と品定めするようにジロジロ見る

[メイン] 透野 翠 : 見た目は普通の女ですね

[メイン] アドミニストレータ : 「ふむふむ、情報通りの様子ね」
アリスの様子に、不快に思うどころか微笑んで

[メイン] アドミニストレータ : 「MBオーヴァードも居るなんて…流石は、UGNの介入も難しい島だけあるわ」

[メイン] 飴村 乱数 : MBオーヴァード。強大な力を持つ遺産によって突如発生した、新種とも呼べるオーヴァードの総称。
非オーヴァードからすれば、その見た目の変化は何一つとしていないのだが……。

[メイン] 飴村 乱数 : MBオーヴァードは、『無限』の力を秘める。
子どものオーヴァードが、銃を手にしてしまっている状態と同じであるならば、子どものMBオーヴァードは原爆を手にしたと同義、それほどまでの膨大な力を手にすることとなる。
今最も、UGNが警戒している存在。人間との乖離をさらに引き起こす存在。

[メイン] 飴村 乱数 : そして、MBオーヴァードには、『感染者のみ』分かる特徴がある。
それが、この姿だ。

[メイン] 飴村 乱数 : 道中、誰も彼らに気に掛けることはなかった。

この、異様なマイクロビキニ姿であっても。

それが、『無限』の力の代償。生まれたままの姿に近しい姿として生きることとなる。

[メイン] 透野 翠 : 「それで?この人が案内人でまちがいないんですか~?」

[メイン] アドミニストレータ : 「ええ。この子が今回の案内人」
「腕が立つって聞いたわ。期待してるわよ?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ええ、アリスちゃんにお任せね!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 面倒な何某は先にメールで報告済み
それで、敵の拠点などは後で調べればいいので…

[メイン] アリス・L・ミラー : 「とりあえず、この辺りをぶらっと見てまわりましょうか!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 街を紹介する目的はあるけれど
ひとまず、土地勘を身につけてもらえば後々楽だしね!

[メイン] 飴村 乱数 : 「うっわ!!なにこれ!!!!」
アリスの提案をよそに、早速乱数は道沿いで出店を構えていた品揃えに目が行き、品々を見ていた。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ねぇねぇねぇ!アリスお姉さん!ここってこんなものも売ってるの!?表で!」

[メイン] 飴村 乱数 : 乱数が手にしたのは、『香水』。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「えーっと……」

[メイン] 飴村 乱数 : 蓋を閉じた状態のまま、鼻に近づけ、目を閉じ、すんすんと、嗅ぐ。

[メイン] 飴村 乱数 : 「『ヤク』混ざってんじゃん!」

[メイン] 透野 翠 : 「これ普通ですか~?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「リピーター増やす工夫って奴かしらね〜?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 適当に店の品を手に取りながら
ゴチャゴチャと適当に置き直していく

[メイン] 飴村 乱数 : 「やりすぎでしょ!」
語尾に(笑)が着いているような口ぶり。

[メイン] アリス・L・ミラー : 別段悪意があるわけではない
単に店の迷惑に興味がないだけだ

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ま、縄張りさえ守ってれば 割となんでも許してくれるのよね!」

[メイン] アドミニストレータ : 「島に入ってすぐにこれ、日本にこんな場所があるなんてね」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「下手な場所で売ってると、裏路地で転がるからみんなは気をつけてね!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「一応~、『掟』に従って、このおじさん達も頑張ってるわけだ」

[メイン] アリス・L・ミラー : まあ、転がろうが
海に沈もうが、マイクロブラックホールに叩き込まれようが生きてる生命体に何を言うという話だが

[メイン] 飴村 乱数 : へらへらと笑いながら、アリスに、は~~い♪と、無邪気に応える。

[メイン] 透野 翠 : 「売るモノないですよ~」と言って裏路地に顔を出す

[メイン] アドミニストレータ : 「今のところはね」

[メイン] アリス・L・ミラー : “転がっている”
何かを掘り下げる必要もない この町では小石と大差がないのだから

[メイン] アリス・L・ミラー : 「さ、次行きましょー!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「くっさっ!」
鼻を摘まむ。

[メイン] 透野 翠 : 「うわ!本当に転がってましたよ!しかも3人!」

[メイン] 透野 翠 : 「すごいですねぇ!はい!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「うぇ~、蠅もたかってるし、絶対蛆も湧いてるでしょ……あ~気持ち悪い~」

[メイン] アリス・L・ミラー : そして、アリスのテンションは高かった
性格はFHなので察する所があるにせよ、面喰いだったからだ

[メイン] アドミニストレータ : 特に感じることもないような目で、同じく路地を見て

[メイン] 飴村 乱数 : 「せっかくだし、香水買う~?もうこの島全体が、『臭い』んだけど~」
眉を顰め、不服そうな表情を浮かべる。

[メイン] アドミニストレータ : 「掃除はちゃんとして欲しいわね…そこそこの報酬をつければそれなりに働く人いそうなものだけど」

[メイン] アドミニストレータ : ポイ捨てを悪とは言わないが、縄張りが汚れているのはどうかと思う
それくらいの感想だ

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ま、いるにはいるんじゃない?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「なんでも食べる奴は、レネゲイドのおかげで増えたしね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「おえ~」

[メイン] 飴村 乱数 : げんなりとした表情を浮かべる。

[メイン] アリス・L・ミラー : 興味も疎にそう告げて
次は、食事処へと歩みを進める

[メイン] 飴村 乱数 : 「まぁそりゃ、いるだろうな~……屍を喰らう奴も……吸血の衝動があるくらいだし~……」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「流石に日本だし、少しはまともな店もあるのよね〜」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ま、食中毒とかやらかすと 店ごと消えるからだけどね!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「あ、あはは、アリスお姉さん、まさかあの光景見せた後、昼食にしよっか~なんて、提案……しないよねー……?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「でも、ほら ここから色々するんだし……」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ね?」

[メイン] 飴村 乱数 : 冷や汗を少し浮かべる。普通に気持ちの悪いもの、グロテスクなものは、キッショいと感じる感性くらいはある。

[メイン] アリス・L・ミラー : 拷問の意である

[メイン] 透野 翠 : 「パフェあるところがいいですね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「あはははは……さっぱりしてるねぇ」
しょうがないなぁ、と言った表情で、肩を竦める。

[メイン] アリス・L・ミラー : 食欲が失せるのに違いはないが
結局、詰め込んでおいた方が得なのだ

[メイン] 飴村 乱数 : 「ま、でもそのくらいが、ビジネスパートナーとしてはやりやすいや、じゃ!オススメなところ案内してよ!食中毒にはならないとこね!」
にこっ!と、屈託の無い、無邪気な笑顔をアリスへと向ける。

[メイン] アドミニストレータ : 「この島にいるんじゃいつでもお目にかかれる物でしょうし…文句は言ってられない、か」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うんうん、良い笑顔…! お酒の邪魔をされて荒んだ心が潤っていくわ〜♪」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「そうね〜この辺りなら……」

[メイン] アリス・L・ミラー : と、惨たらしい何某の事は忘れて
食事処へと歩んでいく

[メイン] アドミニストレータ : 美しいものを引き立たせるために、醜いものが必要なときもあるが
醜いものだらけでは意味がない…島への印象に減点が入るのだった

[メイン] 飴村 乱数 : 「へへへ♪ 既に色々仕事してくれたみたいだし、アリスお姉さんにはも~っと!ボクもサービスしないとね~!」

[メイン] 飴村 乱数 : アリスの後に続いていく。相変わらずこの島への好感度はクソほど低いが、まぁだからといってずっと不満気に思ったままじゃ、楽しめるものも楽しめない。

[メイン] 飴村 乱数 : もちろん、楽しめるものがあるのか?何か『美しい』と感じられる何かがあるのか?という、そういった期待があるかで言えば、とても低い。
いや、無いでしょ。こんな場所に、そんなの。宝石なんてあるわけないでしょっていうのが、ボクの見解。

[メイン] 飴村 乱数 : それはそうと、こうして『出会い』はある。
これだけは、確かだ。
この社会で生きていくには、こういうちっちゃなことが、結構大事だったりする。

[メイン] 飴村 乱数 : そしてボクはそこに、『楽しさ』を感じたい。

[メイン] 透野 翠 : 「サービス?それ乱数さんだけどお願いしますね?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「へへへ~!もっちろん!」
にっこりと、純粋な少年の様な笑顔を透野へと向けながら、歩くこと数分。

[メイン] 飴村 乱数 : 人混みが多くなってくる。身なりは汚い。
風呂に入っていないのだろう。鼻が捻じ曲がるほどに臭い。

[メイン] 飴村 乱数 : 店構えはどれも昭和を彷彿とさせるものばかり、古臭く、とても今風な、惹かれる看板は無い。

[メイン] 飴村 乱数 : 良く言えば老舗、悪く言えば……☆1のお店。

[メイン] 飴村 乱数 : 「お肉の香りはしてきたね、安っぽそうなタレの匂いだけど」

[メイン] 飴村 乱数 : 「これアドミニお姉さんの口に合うのかなぁ……」

[メイン] 透野 翠 : 客を呼び込む声が聞こえ 遠くで銃声も聞こえる

[メイン] アドミニストレータ : 「何のお肉の匂いなのかしらね、これ」
肉が焼ける匂いと、肉が調理される匂いは違う
未知の香りに首を傾げている

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うーん、形的には人じゃない…とは言い切れないか〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ええ……カニバリズムは流石に嫌だよ~」
げんなりとする。

[メイン] アリス・L・ミラー : なにせ、ミンチにして固めたなら
なんの肉かなんて分解しなければわからないし…

[メイン] 透野 翠 : がらりと店の戸を開け

[メイン] 飴村 乱数 : 「てか銃声も聞こえるし、あれって一応、鶏とかを殺してる音だよね?そうだと言ってほしいなぁ~」

[メイン] 透野 翠 : 「これ、人?人なら食べない。答えて」
とごにょごにょ聞く

[メイン] GM : 曖昧な表情を浮かべる、汚らしい身なりの店主達。

[メイン] 飴村 乱数 : 「……せっかくのアリスお姉さんとのデートなんだし、もうちょっと……良い場所、無いかなっ?」
チラッ!と、緑の瞳を向ける。あってほしい!もっと良い場所!

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うーん……」

[メイン] アドミニストレータ : 「菜食主義者になるしかないのかもね」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「まあ、まだマシなエリアはあるしそっちにしよっか〜」

[メイン] 透野 翠 : 「どこもこれなら酷い街」

[メイン] 飴村 乱数 : 牛肉は当然無い。あるなら豚と、鶏。
……うわ、あそこでグルグル回って焼かれてるのって……。

[メイン] 飴村 乱数 : か、蛙じゃん。

[メイン] 飴村 乱数 : ………おえ~~。

[メイン] アリス・L・ミラー : 蛙か〜 きっちり調利してあるだけマシね〜

[メイン] 飴村 乱数 : 「うん~……お願いアリスお姉さん~~……」

[メイン] 飴村 乱数 : げんなりとした表情で、だら~んと、アリスの背に凭れる。

[メイン] 透野 翠 : 少し歩いてレネゲイドの気配

[メイン] 透野 翠 : みれば手から氷を出してる氷菓屋

[メイン] 飴村 乱数 : ボクはね、見てるだけでウキウキしちゃうような、ポップで、キュートな、オシャンティなね、パフェがね、良いんだ。

……どーせ、無いんだろうけど。ぶーぶー。

[メイン] 透野 翠 : 「あれなら材料バッチリですねぇ」

[メイン] 透野 翠 : 「100%天然ものですよ」

[メイン] アドミニストレータ : 「なるほど」
「ここじゃレネゲイドが証明書にもなるのね、面白いわ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「手汗が沁み込んでてしょっぱそう」
げんなりとした顔。

[メイン] アリス・L・ミラー : そうして、アリスが導いた店は…
この街において最も異様とも言える場所だった

[メイン] アリス・L・ミラー : 当たり前の店だった
メニューが当然の如く設置されていた
食品サンプルまで用意されている

[メイン] アリス・L・ミラー : 店内を伺う限り
異様なまでに設備が整っている

[メイン] アリス・L・ミラー : まあ、理由は単純だ

[メイン] 飴村 乱数 : 「おっ」
期待した声を上げる。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「で、ここが地元のオーヴァードがやってるオーヴァード専門店」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ちょっと思想はアレだけど、実力さえあれば美味しいご飯が出て来るわ〜!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 専門店というのは比喩でもなんでもない
そもそも、隣に店がない

[メイン] アリス・L・ミラー : 一般市民は近寄りもしない

[メイン] 飴村 乱数 : 「へぇ~、まぁ思想はどのみち『喰えない』しね」
なんて、ジョークを一つ交えながら。

[メイン] アリス・L・ミラー : 《ワーディング》も使っていないのに

[メイン] アリス・L・ミラー : そういう事だ

[メイン] 透野 翠 : 「専門って…客側のことですか」

[メイン] 飴村 乱数 : 「それに、何やら特殊な仕掛けが施されてるみたいだねぇ」
目を細め、その店回りの様子に察知する。

[メイン] 飴村 乱数 : 「なるほど、言うなればここは、『会員制』のお店」

[メイン] 飴村 乱数 : 「─────と言ったところかな?」

[メイン] アドミニストレータ : 「ふーん、流石に堂々とやってるのは初めて見るわね」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ま、そんなところ!」

[メイン] 透野 翠 : 店の外に出ているメニューを見れば本土と遜色のない品々が

ハンバーグからサラダからデザートまで

[メイン] 飴村 乱数 : 食品サンプルを見やる。パフェがある。

嬉しい!

[メイン] 飴村 乱数 : にっこり!大変満足そうなお顔。

[メイン] 透野 翠 : 「案内人がいてよかったです。グーですグー」

[メイン] 飴村 乱数 : 「うんうん!さっきの場所に比べたら数億倍くらい素敵なお店!ありがとうねアリスお姉さん!グーだよ、グー!」

[メイン] アドミニストレータ : 「これだけでも雇って正解だったわね、アリスちゃん」

[メイン] アドミニストレータ : 「それじゃ、ここで頂きましょうか」
食品サンプルを適当に眺めながら

[メイン] 飴村 乱数 : 「アドミニお姉さんは何食べる~?」

[メイン] アドミニストレータ : 「そうねぇ…」

[メイン] アドミニストレータ : 「私はこのレネゲイドサンドイッチで」

[メイン] アリス・L・ミラー : 無言で親指を立てて
とりあえずメニューに目を通して…

[メイン] アリス・L・ミラー : 「じゃ、私はキュマイラスパゲッティ〜!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「エフェクトと遺産を利用したイカ墨だってー!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「へぇ!どれどれ?ふんふん……イカの新鮮度を極限まで保った究極の一品です……だって」

[メイン] 飴村 乱数 : 「いやすごいね!正直かなり驚いた。『適当』じゃないんだね、ここ」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「“妥当”じゃ我慢できないから、こんな所に来てるんでしょうね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「なるほどね、『拘り』だ」
にやりと笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「……アドミニお姉さん、ボクはなんやかんや、この島悪くないじゃんって思い始めてきたよ」
宝石。と呼ぶにはまぁ、まだ微妙なラインだとは思うが。
それはそうと、全てが全て、『ときめかない』なんてことはないことが分かった。

[メイン] 透野 翠 : 「店の名前覚えておきますか」看板を見て

[メイン] 飴村 乱数 : 「我ながらチョロいね」
へらへら笑いながら、店へと入るのだった。

[メイン] アドミニストレータ : 「そうでしょう? どこまで拘っているのか楽しみ」

[メイン] アドミニストレータ : 本土じゃまずお目にかかれない料理に珍しく心をときめかせて店に

[メイン] 飴村 乱数 : 内装もこれまた凝っていた。そこかしこからレネゲイドの濃さを感じるが、まぁFHにとっては関係が無い。

[メイン] 飴村 乱数 : 食事のみならず、こういった内装にも力を入れているのは、『本物』だ。

[メイン] 飴村 乱数 : 『人間』のことを……いいや、違う。
『オーヴァード』のことを、よーく分かっている。

[メイン] 飴村 乱数 : 食事は何も、その味だけを楽しむものじゃない。
大事なのは、シチュエーションだ。不随する情報にもまた、『価値』がある。

[メイン] 飴村 乱数 : 例えば、アドミニお姉さんと夕日の見える港街で、黄昏ながら木製のテーブルに置かれたパフェを一緒に食べる、なんて状況があれば、そりゃボクは大喜びする。それと大体おんなじ。

[メイン] 飴村 乱数 : 「湿度もちゃんと適切に保たれてるねここ、いやぁ~なんかさ、なんでなのか分かんないけどさ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「外……すっごい湿ってなかった……?気持ち悪いくらい」

[メイン] アドミニストレータ : 「海風ってわけでもなく妙にジメジメしてて…まあ不衛生だったけども」
路地裏とか特に

[メイン] アドミニストレータ : 「ここはしっかりしてる。どんなシンドロームの子がいるのかしらね」

[メイン] 透野 翠 : そんな環境のありがたさを 知らない底辺から来た少女は
噛みしめることもなく
「注文しないんですか?私はまずはハンバーグで」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「そこは企業秘密〜の代わりに、こっちも明かさなくていいからおあいこよね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「おっとっと!そうだねぇ、ボクもお腹ぺこぺこだ~」

[メイン] アリス・L・ミラー : そうして、同じくイカ墨スパゲッティを頼む

[メイン] アリス・L・ミラー : …この格好で?

[メイン] アリス・L・ミラー : 正気なのだろうか

[メイン] 飴村 乱数 : 「じゃあボクはこれ~♪」
肉料理でもなく、魚料理でもなく、ご飯もの、麺類でも、なんでもなく。
最初から、スイーツを選択する。

[メイン] 飴村 乱数 : 「《成長促進》産苺たっぷりドデカパフェ!」

[メイン] アドミニストレータ : サンドイッチを注文し席へ

[メイン] 飴村 乱数 : この島に足を踏み入れた時とは違い、すっかり上機嫌な様子で鼻歌を唄っている。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ん?アリスお姉さん?」
きょとん、とした顔を向ける。
ふと顔を見やれば、アリスお姉さんが透野お姉さんの方を見て、微妙そうな表情をしていたのが見えたからだ。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ん〜……いや、今更よね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「あ~」
意図を察する、これか、と。
自分の黒ビキニを引っ張る。

[メイン] アリス・L・ミラー : まあ、どうせ熱くもないから
イカ墨が飛ぼうが肉汁が垂れようが大差はないか…

[メイン] 飴村 乱数 : 「その感覚も、かーなり久々過ぎて、忘れちゃったなぁ」

[メイン] 透野 翠 : 「??」

[メイン] 透野 翠 : 「どういうことで」

[メイン] 飴村 乱数 : 頬杖を着いて、黄昏る。別に何か思いに耽るわけでもない。
ただ、なんとなしにそう思っただけ。

[メイン] 飴村 乱数 : 「『慣れ』って、『恐ろしい』ねってお話さ」

[メイン] 飴村 乱数 : ボクもすっかり慣れちゃってはいるけど、今目の前で広がっているこの光景はきっと、全男性諸君にとっては夢のまた夢だろう。
露出度がこれでもかという程に高い姿。マイクロビキニの美女が三人もいるのだ。

[メイン] アドミニストレータ : 「この束縛される感覚に慣れて来てるのは確かに怖い」

[メイン] 飴村 乱数 : 『慣れ』もあって、当惑するようなことはもう無くなったけど。
しかしそうなると、何か自分の中の『大事なもの』が、一つ奪われていったような感覚でもあり、あんまり気持ちは良くない。

[メイン] アドミニストレータ : 「以前の自分なら、絶対着なかったであろう衣装なのにね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ね~」
同意するような声。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「おしゃれの種類が、アクセサリーに限定されるのはつらいわ〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクも、自分のデザインした服をさ、みんなに着せることができないのがすっごく残念で仕方ないのが一点と、あとは……『羞恥』を置き去りにしちゃってるっていうのも、なんて言うか」

[メイン] アリス・L・ミラー : それと、気に入っていた防具が
発現した瞬間消し飛んだ事とか

[メイン] 透野 翠 : 「確かに」自分の腕を撫でる
「丸出しですね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「『人生』の楽しみが一つ、無くなっちゃったっていう感じがして、物寂しいんだよね~」

[メイン] 飴村 乱数 : 「これはさ、あくまでボクの妄想に過ぎないんだけどさ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「『仕事』前の余興だと思って、かる~く聞いてほしいな♪」
にこっ、と無邪気に笑う。

[メイン] アドミニストレータ : 「どんな妄想かしら?」

[メイン] 透野 翠 : 「……」本当に軽くといった顔

[メイン] 飴村 乱数 : 「呪詛を振り撒いた元凶たる遺産、『ミクロビキニ』のことさ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「あれってさ、『可能性』を『無限』にしたっていう、よりオーヴァードを進化へと導いた存在っていう見解が、多いじゃん?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「へぇ……何か、有益な情報がないか〜とかは探ってたけど そんな説もあったのね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「まぁ実際にボクら、『以前』よりも遥かに強大な力を使えるようになったし、その説が強く提唱されてるのも、当然っちゃ当然かなって思ってるんだけどね」

[メイン] 飴村 乱数 : へらへらと笑いながらも、続ける。

[メイン] アリス・L・ミラー : 紙ナプキンで暇潰しに折り紙を作りながら耳を傾けている

[メイン] 飴村 乱数 : 「でも正直さ、あの遺産はボク」

[メイン] 飴村 乱数 : 「『進化』させようとしてるわけじゃないように、見えるんだ」

[メイン] 透野 翠 : 「じゃあなんです?進化だと思ったのに」

[メイン] 飴村 乱数 : 「その逆、『退化』だね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「つまり、あれはさ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクらを滅ぼそうとしてるんじゃないかなー?って」

[メイン] 飴村 乱数 : 「そー思うんだ」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うーん、確かに?」

[メイン] アドミニストレータ : 「退化…そう思ったわけは?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「進化が多様性に当たるなら マイクロビキニで揃えるのは退化よね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : アリスにこくりと頷く。

[メイン] 飴村 乱数 : 「そう、統一性を齎すのって、それって生存戦略だとおかしいよね、より生き残る可能性を増やすなら、あらゆる形態を許すべきなのに」

[メイン] 飴村 乱数 : 「あとは~……これ言うと、すっごく失礼に当たっちゃうと思うけど」

[メイン] 飴村 乱数 : 緑の瞳が、アドミニストレータ、透野、アリスへと向けられる。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボク、みんなの今の姿を見ても、ムラっと来てないんだ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「これってさ、結構、『恐ろしい』って思うんだ」

[メイン] アリス・L・ミラー : ガクッ と崩れ落ちる

[メイン] アリス・L・ミラー : と、同時に…

[メイン] アリス・L・ミラー : 「…なーるほど」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「確かにね〜」

[メイン] アドミニストレータ : 「本当に失礼じゃない」
クスクス笑いつつ

[メイン] 透野 翠 : 「それでいいです」

[メイン] 飴村 乱数 : 「あ~~~ごめんよ!ムラっと来てないだけで、みんなのことはちゃ~んと!可愛い!綺麗!とは、本当に思ってるから!」
慌ててフォローするように。

[メイン] アドミニストレータ : 「でも確かに、生物としては退化ね…それは」

[メイン] 飴村 乱数 : こくりと、頷く。

[メイン] 飴村 乱数 : 「『種の保存』を考えるなら……だよねぇ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「孔雀は、自らの美しさを磨き上げることで、より優れた種を作ろうとする」

[メイン] 飴村 乱数 : 「でも、ボクらはそこに『制約』がかかってしまった」

[メイン] 飴村 乱数 : 「しかも、美しさだけじゃなく、能力だってそう、もうボクらは『やろうと思えばなんだってできる』。もう、磨けるものもそんなに無い」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「完結しちゃったわけね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : そういうこと~、と間延びした、スケールの大きい話の割には緊張感のない、軽い返事。

[メイン] 透野 翠 : 「私は強くなってるならそれでいいですけどね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「あははは!透野お姉さんらしいや!」
へにゃりと笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「まぁ実際こんな話したところで、だから何?って感じでもあるよねぇ~」
頬杖を着きながら。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ごめんね!退屈な話しちゃって!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「あ、それとこういう話をしたからって、ビバ!繁殖!なんてスタンスに変えるつもりも無いから~」
ひらひらと手を振る。

[メイン] 飴村 乱数 : 「あくまで─────ボクらは、ボクら『らしく』あることが、大事~って思っただけ♪」

[メイン] 透野 翠 : 「ハンバ~グ~ゥ…」食事だったとばかりに鳴き声を上げる

[メイン] アドミニストレータ : 「興味深い話だったわ」

[メイン] 飴村 乱数 : 無邪気に、にこりと笑うのだった。

『羞恥』という、『らしさ』を一つ奪われたオーヴァードは、さりとて『らしさ』を望むのだった。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ありがと、アドミニお姉さん!……おっと、もうそろそろ食事が来る頃合いだね!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「エフェクトで用意した食材でも相応の時間をかけますと……凝るならとことんって感じね〜」

[メイン] アリス・L・ミラー : 皿を鳴らす事もなく静かに配膳を終えたのを見届けて

[メイン] アリス・L・ミラー : 「では、改めまして! いただきまーす!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「やっほ~う!♪期待以上の甘く心掴む盛りパフェだ~!♪」

[メイン] 飴村 乱数 : 「いっただきま~す!」

[メイン] アドミニストレータ : 「頂きます」
「ほんと、見た目も拘っているわね」

[メイン] 透野 翠 : 「はい」
ナイフフォークで切り分け
「美味しい」

[メイン] アドミニストレータ : 綺麗な三角形のサンドイッチを一つ手に取り、小さく齧り

[メイン] 飴村 乱数 : 「うんうん!食欲をそそられるビジュアルだし、味も創造を裏切らない!ん~~~!甘い!♪」
幸せそうな、蕩けた表情で、ホイップクリームの乗っかった苺を頬張る。
まるでハムスターのような顔になる。

[メイン] アリス・L・ミラー : ズビズバーッ

[メイン] アドミニストレータ : 「ええ。味も、文句なし」

[メイン] アドミニストレータ : 満足気に頷きつつ、また小さく齧っていく

[メイン] アリス・L・ミラー : 音を立てて食べるわけではないけれど
そんな擬音が欲しくなってしまうのは悪戯心か…

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ん、べりぐー!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「コレが終わったら、ホテルで続きしなきゃだし……今のうちに満足していきましょ〜!」

[メイン] 飴村 乱数 : すっかり気分もご機嫌。どこからともなくスマホを取り出して、全員が映り込むようにして、パシャ☆

[メイン] 飴村 乱数 : いえーい!とカメラに向かってピースサインと、ウインク。

[メイン] 飴村 乱数 : お食事楽しませてもらってま~す!という記念撮影だ。単なる、乱数の自己満。

[メイン] 透野 翠 : 「ほへふですか?」(ホテルですか?)
いつの間にかおかわりまでしている

[メイン] アドミニストレータ : 「ホテルで続き?何かやってたのアリスちゃん」

[メイン] アドミニストレータ : こちらはようやく1つ目のサンドイッチを食べ終わったところ

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うん、メールで送った通り」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「捕まえて、後は素直になってもらう段階かな〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「へぇ……アリスお姉さん、『仕事』が早いねぇ」

[メイン] 飴村 乱数 : スマホをいじりながら─────顔に影が差す。にやりと笑うのだった。

[メイン] アドミニストレータ : 「なるほどね、助かるわ」

[メイン] アドミニストレータ : それを聞いて口角を吊り上げる

[メイン] 透野 翠 : 口に詰め込みながら帰り道で買うものを頭の中でリストアップし

[メイン] 透野 翠 : 最後のハンバーグを飲み込みながら この後の光景を想像していた

[メイン] 飴村 乱数 : 電源を落とす。そして遊ぶように、スマホをくるりと指先の上で回す。

[メイン] 飴村 乱数 : ぱしりと、掴む。

[メイン] 飴村 乱数 : 「こういう時は、ヤクザの映画だと、こう言うんだっけ?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「─────『落とし前』、つけにいこうか……ってね♪」

あざとく、ウインクするのだった。

[メイン] 飴村 乱数 :  

[メイン] 飴村 乱数 :  

[メイン] 飴村 乱数 :  

[メイン] GM : middle『そして苺にフォークが刺さる』 登場:任意

[メイン] 透野 翠 : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+5[5] > 45

[メイン] system : [ 透野 翠 ] 侵蝕率 : 40 → 45

[メイン] アドミニストレータ : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+6[6] > 43

[メイン] system : [ アドミニストレータ ] 侵蝕率 : 37 → 43

[メイン] アリス・L・ミラー : 49+1d10 登場/リザレクト (49+1D10) > 49+1[1] > 50

[メイン] system : [ アリス・L・ミラー ] 侵蝕率 : 49 → 50

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 西洋のお城のような風貌の、罅の入った廃れたラブホテル。
4階立て程度の規模で、看板を彩るネオンライトも電線の老朽化が進んでいるのか、一部点滅をしている。

[メイン] GM : 夜のヨイウオ島は、それでも賑わう。
きっと、この島は、街は、眠らないのだろう。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 「ひぎぃぃああああああああああああああああッッッ!!!」
野太い男性の叫び声が鼓膜を揺らす。
かれこれずっと、この男は叫び続けたのだろうか、喉がガラついていた。

[メイン] 飴村 乱数 : 「いや~防音加工やっておいて良かった~」
壁に凭れ、頭の後ろで腕を組み、光景を平然と眺めているは、ピンク色の少年。
雨に打たれた際に、折り畳み傘持ってきて良かったーくらいの軽いノリ。

[メイン] 透野 翠 : ギュイーーーンと音を立てていたドリルが止まり、透野が振り向く

[メイン] 透野 翠 : 「はぁ~~い。でも叫び声しか出てきませ~ん」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うーん、口が軽い割に痛みには耐性がある…薬物の使い過ぎで、感覚がバカになっちゃってるのかしら…?」

[メイン] アドミニストレータ : 「煩いだけね、これじゃ」
呆れたように

[メイン] 飴村 乱数 : 「透野お姉さん痛み与えすぎなんだよ~、絶対楽しんでるでしょ!」

[メイン] 飴村 乱数 : へらへらと笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : ぴちょん、ぴちょん、と聞こえる、水滴が垂れるような音。

[メイン] 飴村 乱数 : 乱数の緑の瞳に映るは、腕。濡れた男の腕。

[メイン] 透野 翠 : ギュギュギュ
ドリルを回し
バレたかというように肩をすくめる

[メイン] GM : 「ひぃいッ、ひぃいいぃぃぃ……!!も、もう嫌だあああ!!」

[メイン] GM : 「頼むからごろじでぐれええええええええ!!!」

[メイン] GM : 椅子に縛られ、赤黒い鮮血に身を汚し、発狂する男。

[メイン] 飴村 乱数 : 「てか透野お姉さんさ!この拷問、何の為にやってるか覚えてる~?」

[メイン] 透野 翠 : 「……あ~~?」

[メイン] 透野 翠 : 「帰りに買ったこれ試したかったんですよね」

[メイン] 飴村 乱数 : あ~あ、やっぱり!と言わんばかりに肩をわざとらしく竦める。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「もう、しっかり目標を吐かせないとダメ〜 だって、こう口が軽い人はいないもの〜」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ね、お兄さん! そろそろ全部吐いてくれると嬉しいんだけど…」

[メイン] GM : 「ッッ!!そ、それだけは!!できねぇっ!!!できねぇんだ!!!!」
泣きじゃくりながら、まるで赤子返りしたかのように、首をぶんぶん振るう。

[メイン] アドミニストレータ : 「そうそう、私たちもあなたを苛めたくてやってるんじゃないのよ?」
心にもないことを言う

[メイン] GM : 「う、嘘だ!!!!そ、それなら、お、俺を、解放してくれよぉ!!!」

[メイン] 透野 翠 : そうでしたそうでしたと頷く

[メイン] 飴村 乱数 : 「これでも一応は中華マフィアなだけあるんだね~」
映画を見る評論家気取りのように呟く。

[メイン] 飴村 乱数 : 「このおじさんにとっては、どっちに行っても地獄だろうねぇ~」

[メイン] 飴村 乱数 : 「吐けば組織から死ぬ方がマシな目に遭うだろうし、吐かなくても……」

[メイン] 飴村 乱数 : まぁ、言わなくてもいっか、とまた肩を竦める。

[メイン] 透野 翠 : その足元でドリルの先端を交換し

[メイン] 透野 翠 : 「はい」
今度はより太い穴が膝の皿を砕きながら開けられていく

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ねー、そろそろ喋ってよ〜 どうせ軽はずみにFHに手を出した時点で終わりなんだから〜」

[メイン] GM : 「ぎあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッ!?!?!?!?!」

[メイン] GM : ぐりんと白い目を剝かせながら、苦痛に悶え、暴れ狂う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「そろそろ五月蠅いなぁ……おじさんの叫び声も聞き飽きたよ」
うんざりした表情で、自分の耳を抑える。

[メイン] 透野 翠 : ドリルが止まり抜かれ
赤い血が流れ出る

[メイン] 飴村 乱数 : 「アミドニお姉さんもご立腹だよ~。ね~?」
賛同を要求するように、にっこり笑顔を向ける。

[メイン] 透野 翠 : 膝から脛を伝い足元を赤く染めていく

[メイン] アドミニストレータ : 「はぁ……全くね、芸がないわ」

[メイン] GM : 「─────」

[メイン] GM : 男は、絶命していた。痛みに耐えきれなかったのだろう。ショック死だ。

[メイン] GM : ぶくぶくと、汚らしい泡を吹かせながら、ぐったりと椅子に凭れていた。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うーん、何も知らない可能性もあるか〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「それもあるだろうねぇ~、下っ端にはそーんな重要な情報、握らせないだろうしね」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「信頼って点でも口が軽いから、元から碌なの持ってなさそうだしね〜」

[メイン] 透野 翠 : 「へぇ~~~」
殺してしまったことを咎められるかと二人を見ればそんな様子はなく

[メイン] 飴村 乱数 : 「じゃ、とりあえず次~、よっろしく!♪ 透野お姉さん!」
にっこりと笑う。無邪気に。

[メイン] アドミニストレータ : 「まあその可能性は大きいでしょうね」
「でも、知ってる可能性もゼロではないのだし…」

[メイン] 透野 翠 : 淡々と分析していた

[メイン] アドミニストレータ : 「ええ、もう1人にも聞いておきましょう」

[メイン] 飴村 乱数 : そんなことを言いながら、乱数は持参してきたラジカセを弄っている。
拷問には全く関係の無いものだ、通りがかりの闇市で入手したである。お手頃価格で。

[メイン] 透野 翠 : 「次は~上半身まで行くといいな~」

[メイン] 透野 翠 : 足元から複数穴が開いた男から離れ

[メイン] 飴村 乱数 : 乱数的にはもっと可愛くてポップなものの方がいいのだが、こんなゴミの吹き溜まりのような場所では、贅沢も言ってられないだろう。

[メイン] 透野 翠 : 反対の壁際に縛られていた男に向かい歩いていく

[メイン] 飴村 乱数 : ね~ね~アミドニお姉さん~!何聴きたい~?
なんて、日常的な会話のノリで、カセットを吟味しながら聞いている。

[メイン] GM : 「ひぃ、ひいぃぃいぃいいいぃぃっ……!?!?」

[メイン] アリス・L・ミラー : ま、とりあえずと
利用できそうなパーツを死体から綺麗に取り外していく

[メイン] GM : 仲間の死にざまを見て、恐怖に震え上がっていた。ズボンの色が変色していく。

[メイン] GM : 失禁してしまったようだ。部屋にアンモニア臭が漂う。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「私は明るい曲〜! ここの電灯暗いのよね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「おっ!いいねぇ~~~!!じゃあ~可愛いアリスお姉さんと出会えた記念にってことで!」

[メイン] アリス・L・ミラー : まるで凄惨な死に方が嘘の様に
目を抜き、鼻を綺麗に削いでいく

[メイン] 飴村 乱数 : 「リクエストに応えちゃおっかな~~♪」
ふんふん~♪と、鼻歌交じりに。

[メイン] 透野 翠 : 鼻をつまみ手を振りながらドリルを足に宛がう

[メイン] 飴村 乱数 : そして、カチッ、とボタンを押す。

[メイン] 飴村 乱数 : テンポの良い、女性ボーカルのラップが流れる。

[メイン] 透野 翠 : 流れ出すと同時にドリルの回転数が上がっていく

[メイン] 飴村 乱数 : リズムに乗る為、首を動かす。
目を閉じ、徐々に体全体で、リズムを刻んでいく。

[メイン] アリス・L・ミラー : ふんふん…と、首を振り
リズムを取って、残った方の後ろへと回り込む

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ね、お兄さんはあんなの嫌でしょ〜?」

[メイン] アリス・L・ミラー : その背後で、掻き回す様な
歪な音を鳴らしながら、声は甘く
いっそ場違いですらあった

[メイン] アリス・L・ミラー : 「今なら、どっちが吐いたかはわからない……」

[メイン] アドミニストレータ : 「あら、悪くない選曲ね」
流石、と褒めつつ件の店で買った赤ワインを嘗めている

[メイン] アリス・L・ミラー : 「死人に口無し! っていうものね!」

[メイン] GM : 縛られた男は、脂汗が滲む。噴き出る。シャワーを浴びた後のように。

[メイン] GM : 呼吸が乱れていく。顔色から血の気が引いていっているのが、一目瞭然であろう。

[メイン] アリス・L・ミラー : そうして、繋ぎ合わせてネックレスを作る

[メイン] GM : 「お、俺は何も知らないんだああああああああああああ!!!!」

[メイン] GM : 「助けてくれええええええええ!!!!!!!」

[メイン] 飴村 乱数 : リズミカルに踊りながら、アドミニストレータににこりと笑い、手を差し伸べる。
Shall we dance?の意だ。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「───あーんなに、口が軽いお友達がいたのに?」

[メイン] アドミニストレータ : ふぅ、と呆れたように笑いつつも
グラスを机に置き、乱数の手を取る

[メイン] アリス・L・ミラー : 首にネックレスを巻き付ける
締め付ける訳もなく ゆるく見えやすい様に

[メイン] アリス・L・ミラー : “目に耳に鼻”
死骸から剥いで繋いでくっ付けて
アクセサリーに加工して

[メイン] 飴村 乱数 : 血塗られた壁と、縛られた男を背景に、紳士的に踊る。
アドミニストレータを導くように、お洒落に、スタイリッシュに、踊りやすく誘導しつつ、時折「Hey!」と、曲に合わせ合いの手を打つ。

[メイン] 透野 翠 : 「似合ってな~い」と振り返りいう

[メイン] GM : 「ひぃいぃいいいぃぃぃいいいいいいいぃッッッ!?!?!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うんうん、似合うわ とっても、お友達の目だからかしら?」

[メイン] GM : 仲間のものであった部位で作られたネックレスに絶叫し、震え上がる。

[メイン] GM : 大の男がみっともなく、涙を流す。男らしさの欠片も無い。鼻水もだらだらと垂れる。

[メイン] アドミニストレータ : くるりと踊る度に、部屋の光景に似つかわしくない綺麗な髪が宙を舞う

[メイン] アリス・L・ミラー : 「でーも、色が足りない気がするのよね〜?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 指で角形を作って
額縁に納める様に首と、ネックレスを納め

[メイン] 飴村 乱数 : ポップな踊りの後は、アドミニストレータの流儀に合わせ、社交ダンスへと様式を変える。
あくまでラップに合わせるように、テンポは保ちつつ、腰に腕を回し、左右に動き、ステップを踏む。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「───そうそう、この色が欲しいかも」

[メイン] アリス・L・ミラー : 細い指を眼孔へと滑り込ませる
潰さず、まだ引き抜かない

[メイン] GM : 「な、何が……何色がぁあぁっ……!? ……いぃぃいいぃぃぃいいぃいぃっ!!?!?」

[メイン] GM : 「や、やめでええ!!!だめだめだめ!!どめでえええ!?!?!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ね、お兄さん チーズもネックレスも絶対嫌でしょ〜?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「だから、サクッと知ってることをぜーんぶ教えて欲しいの♪ 」

[メイン] アリス・L・ミラー : 少しずつ形を変える目玉に自分の目を合わせる
少しずつ歪んでいく視界に、自分の色が焼き付く様に

[メイン] GM : 「何ぼ知らないんだっでばあぁああああぁぁああ~~~~~~~~!!!!!」
悲鳴交じりの、もう脳も正常に回っていないことが伺えるような絶叫。

[メイン] 飴村 乱数 : 流れるラップが、佳境へと入る。
テンポはさらに上がっていき、フィナーレ直前の大盛り上がりを見せる。

[メイン] 飴村 乱数 : アドミニストレータの手を取り、掲げると、くるりと優雅に、バレリーナのように踊り回れるように誘導する。

[メイン] アリス・L・ミラー : そうして、返答を聞くと
あっさりと抜き取って
いつの間にかネックレスに繋いでいった

[メイン] アドミニストレータ : 乱数の手を軸に、くるりくるりと舞えば
凄惨な部屋の中に、薄紫の華が咲く

[メイン] GM : 冒涜的な光景。この場にいるだけで気が触れてしまうような。
痛みと、吐き気と、恐怖と、絶望とが、中華マフィア構成員の精神をズタボロに壊していった。

[メイン] GM : 「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアババババババババババババババババババババババババババババババババ」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ありゃー、メンタルの方ダメだったか〜」

[メイン] GM : まるでバグったかのように、ガクガクと痙攣し始めると─────異形の爪が、背中から生える。おそらくはエグザイルの一種だろう。

[メイン] アリス・L・ミラー : そうして、覚醒を見届けると

[メイン] 飴村 乱数 : ちょうど曲が止まり、決めのポーズをアドミニストレータと取りながら。

[メイン] 飴村 乱数 : 発狂し、そして『覚醒』する男を見て、あちゃ~、と言った表情を見せる。

[メイン] アリス・L・ミラー : 1dx+21 (1DX10+21) > 2[2]+21 > 23

[メイン] 飴村 乱数 : 「こういうのがあるから、『拷問』って難しんだよね~」
困り眉で、たはは~と笑いながら、仕方なさそうに言う。

[メイン] アリス・L・ミラー : 5d10+5 「トドメっと」 (5D10+5) > 20[2,7,3,5,3]+5 > 25

[メイン] GM : リアクション不可。

[メイン] アリス・L・ミラー : 分かりやすく空いた眼孔に
刀を深く突き込んだ

[メイン] GM : べちゃりと、血飛沫が上がり、後ろの壁を赤一色に塗りたくった。

[メイン] GM : ジャームと化したところで、脳を破壊すればお終いだ。

[メイン] GM : 男は死後痙攣させながら、くたばった。

[メイン] アリス・L・ミラー : これでも生きてるかもしれないから
刀に水を這わせて侵入うさせると、念入りに形を崩していく

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うーん、残念 お兄さんは死んでしまった!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「もう一人も試す? 覚醒するかも」

[メイン] 飴村 乱数 : 「アリスお姉さんの綺麗なお顔に塗られる返り血、セクシーだねぇ~」

[メイン] 飴村 乱数 : へらへらと笑いながら、おまかせ~、とひらひら手を振る。

[メイン] 透野 翠 : 「汚れちゃいましたねー」

[メイン] 飴村 乱数 : そして、男の持っていた財布を開き、小銭には見もくれず、捨てる。
今度は端末を手に取ると、適当に弄り、ロックを解除する。

[メイン] アドミニストレータ : 「結局口からはわからず仕舞いだったわね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「そうだねぇ~、でもまぁとりあえずこいつらが……」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクらの『看板』を無断使用してた奴らであってるみたいだね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「血灼会下部組織『管竜』、下っ端も下っ端な組織だ」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うーん、口の軽さが見どころあったんだけどね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「中国本土からこっちにお忍びで来てるのもあって、色々好き放題やってるみたいだねぇ~」

[メイン] 透野 翠 : 「へぇ…?名前が管竜ですか」

[メイン] アリス・L・ミラー : 返り血を拭うと、武器をそのままに
その端末を覗き込む

[メイン] 飴村 乱数 : こくりと頷く。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「お〜、なんていうか、以下にも下っ端ね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「血灼会もそれなりのネームバリューなんだけどね、ただ日本じゃまだ知れ渡ってないのもあるから」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクらのお名前を借りたんだろうねぇ、まぁ、賢いと言えば、賢いのか」

[メイン] 飴村 乱数 : 「身の程知らずと言えばいいのか」

[メイン] 透野 翠 : 「管…管…細長そうな連中」

[メイン] 飴村 乱数 : 「とりあえず透野お姉さんとアリスお姉さんはお疲れ様!汚れ仕事やってくれてありがとうね~!」
にっこりと、無邪気な笑顔と、労わりの言葉。

[メイン] 飴村 乱数 : 「一応ここラブホだし、シャワー室もあるけど、どうする~?」

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒ。お先にいただきます」

[メイン] 透野 翠 : 防水バックからタオルを取り出し肩に掛け

[メイン] アリス・L・ミラー : 「私は大丈夫〜 匂いはすぐに消せるしね〜」

[メイン] 透野 翠 : 「アリスさん?この島の死体処理業者の連絡おねがい」

[メイン] 飴村 乱数 : 「まぁこの島のことだし、放っといてもなんとも無さそう~な気もするけど、念には念を、だね!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクからもお願いね!アリスお姉さん!」

[メイン] 透野 翠 : このあとはどうするかな~とシャワー室へ消えていった

[メイン] アリス・L・ミラー : 「はいはーい」

[メイン] アドミニストレータ : 「さてと、翠ちゃんが出たら改めて探しに行きましょうか」

[メイン] アリス・L・ミラー : 端末をそのまま始末屋への連絡に利用して
ベランダへと歩いていく

[メイン] アドミニストレータ : 「次の情報源をね」
「大した問題はなさそうだけれど、一応ツーマンセルで」

[メイン] 飴村 乱数 : 「OK~!その方が手も広げられるし、動きやすい、効率的だね~」
指で丸を作って快諾のライン。にこりと笑う。

[メイン] アドミニストレータ : 飲み掛けのワイングラスを手の中で転がしながら、窓辺へと向かう
凄惨な室内には目もくれず、くすんだ空を見上げて

[メイン] アドミニストレータ : 「夜も更けて来たことだし、ちょうどいいわ」
「始めましょうか」

[メイン] アドミニストレータ : 「狩りの時間ね」

[メイン] アドミニストレータ :  

[メイン2] system : [ アリス・L・ミラー ] 侵蝕率 : 50 → 59

[メイン] 透野 翠 :   

[メイン] 透野 翠 : 『Walk the hound』登場:自由

[メイン] 透野 翠 : 45+1d10 登場/リザレクト (45+1D10) > 45+1[1] > 46

[メイン] system : [ 透野 翠 ] 侵蝕率 : 45 → 46

[メイン] アドミニストレータ : 43+1d10 登場/リザレクト (43+1D10) > 43+5[5] > 48

[メイン] system : [ アドミニストレータ ] 侵蝕率 : 43 → 48

[メイン] 透野 翠 : 騒々しい人混みを歩いている

[メイン] 透野 翠 : 相変わらず空はフィルターを一枚通したようにかすみ

[メイン] 透野 翠 : 人の流れはどの街でも変わらず

[メイン] 透野 翠 : この島もわざわざぶつかるものはいない

[メイン] 透野 翠 : 街で当たればガンを飛ばされ

[メイン] 透野 翠 : この島では銃弾が叩きこまれる

[メイン] 透野 翠 : また銃声がした

[メイン] 透野 翠 : 腰に挟み込みこんだ銃を手に取り

[メイン] 透野 翠 : 「それ~で?顔もわからなければ探すのも手間ですね~」

[メイン] アドミニストレータ : 「そうねぇ…顔もわからない雑兵が沢山、というのは手間ね…
 ま、組織の名前はわかっているからやりようはあるけれど」

[メイン] 透野 翠 : 「やりようあるんですか~今すぐ?」

[メイン] アドミニストレータ : 「ええ。簡単よ?」

[メイン] アドミニストレータ : 「彼らも面子は大事にしているから、喧嘩を売ればいいの。業界に入りたての顔でもしてね」

[メイン] アドミニストレータ : 街中を行く人々に目を向けつつ、そんなことを言い

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒヒヒ。戦争だ」

[メイン] アドミニストレータ : 「そういうこと。正面から吹っ掛けるのが一番手っ取り早い」

[メイン] アドミニストレータ : 「例えば…そうね」
中央街。外周と比べれば街は整い、道行く人の身なりもいい
この島の文字通り中心に近い場所だ

[メイン] 透野 翠 : 「ん~~~?」立ち止まったアドミニストレータに合わせて立ち止まる

[メイン] 透野 翠 : 人の流れが自分たちを囲むようにできる

[メイン] アドミニストレータ : そんな中で、ふと、特に多くの人を従えている者に目を付けて

[メイン] アドミニストレータ : 「こんばんは」
「『管竜』ってご存じ? ……そう、中華マフィアの」

[メイン] アドミニストレータ : まるで知り合いに話しかけるように
もちろん周りの者に警戒されるが、そんなことは気にも留めない

[メイン] 透野 翠 : 後で忠犬のように立っている
ただ不敵な笑みとともに

[メイン] : 「は?え?管竜?」

[メイン] アドミニストレータ : 「私たちはその『管竜』に要件があってね、でも初めてここに来た者だからわからないことが多いの」

[メイン] アドミニストレータ : 「この島じゃ『管竜』が一番なんでしょう?」
「あなたたち、彼らの場所を教えてもらえないかしら?」
もちろん適当な嘘だ。管竜はこの島では新参であり、到底一番ではないが…

[メイン] アドミニストレータ : 「挨拶しておきたいの。この島に来たのだからね」
今話しかけている島の本当の主…「彼ら」にもプライドはある。自らを下に見られれば、面子は傷つけられる

[メイン] アドミニストレータ : 《扇動家》
怒りを煽れば、自然と2対多数の様相となるだろう

[メイン] : 「……なに言ってるんですか。ニュービー?」

[メイン] : 「管竜が一番?誰かに担がれましたか」

[メイン] : 冷静さで押し隠すような口調の奥 瞳には怒りの色が映っている

[メイン] : 「そんな馬鹿なことを言ってるとすぐに」
懐に手が伸びる
銃が吊ってあるのだろう

[メイン] アドミニストレータ : 「あら、管竜の方にそう言われたのだけれど」
「あなた場所もご存じないの?えーっと…確かそのバッジは、管竜の傘下じゃなかったかしら」

[メイン] アドミニストレータ : 「彼ら」のスーツにつけられた代紋を指差し、わざとらしく首を傾げ

[メイン] アドミニストレータ : 「ああ…下部組織じゃあ教えられてないのも当然だったわね」

[メイン] : 「おい…!」

[メイン] : 懐から銃が抜かれ
同じく耳にしていた連中も煽られるようにさっきが高まり

[メイン] : 拳銃が弾かれる

[メイン] アドミニストレータ : 本来は、一方的なリンチとなるであろう様相だ
……確かにリンチにはなるだろう。それも一方的な

[メイン] 透野 翠 : それと同時にアドミニストレータを透野は後ろへ引っ張る

[メイン] 透野 翠 : 銃弾が宙を進む

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒ?余計だったかなぁ」

[メイン] 透野 翠 : アドミニストレータと顔を合わせる

[メイン] 透野 翠 : 手にはすでに軽機関銃が握られている

[メイン] アドミニストレータ : 「そうねぇ…私をわざわざ後ろに下げる必要はなかったかしら」
「でも、その意志は素晴らしいし、タイミングは文句なしね」

[メイン] アドミニストレータ : オーヴァードでもない者の放つ弾丸など、どこに来るのかわかるのだから当たることはない
けれども、その計算も無駄ではあるわけで
得意な領分は部下に任せるべきだ。そのための組織なのだから

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒヒ。前と違うわけだ」

[メイン] 透野 翠 : 「さぁ戦争、戦争」

[メイン] 透野 翠 : 目の前の男に銃口を付きつけ

[メイン] 透野 翠 : 引き金が引かれその後ろにいた連中にまで弾けていく

[メイン] 透野 翠 : 「軽い軽い!」

[メイン] 透野 翠 : 走り出す

[メイン] 透野 翠 : 反撃の銃弾を地を蹴るように深く躱し片腕に握られた軽機関銃は常にフルオートで

[メイン] アドミニストレータ : そんな様子を薄ら笑いを浮かべて眺めている
不思議なことに銃弾は彼女の元に寄りつかない。そのような場所を選んで立っているからだ

[メイン] 透野 翠 : 腕が振るわれるたびにその延長上で赤い花火が咲く

[メイン] 透野 翠 : 既に乗せられた男たちも異常を理解し逃げ出しているものもいる

[メイン] 透野 翠 : 「逃げるか…クィヒヒヒ」

[メイン] 透野 翠 : 追いかけ その背中へも銃弾が飛び込む

[メイン] 透野 翠 : もう先ほどまでの場とは違い
まさに戦場と化していた

[メイン] 透野 翠 : 逃げ出す全てを捕らえることはできない

[メイン] 透野 翠 : 銃が熱と血で煙を上げ

[メイン] 透野 翠 : 「減らし過ぎたかも…」

[メイン] アドミニストレータ : 「流石、派手ねぇ」
「大丈夫よ。見てた人たちが勝手に話を広げてくれるから」

[メイン] 透野 翠 : 「なら十分…クィヒヒヒ」

[メイン] 透野 翠 : そのまま銃を投げ捨てる

[メイン] 透野 翠 : 「仕事は一つ終わりで…本と甘いものが読みたいから」

[メイン] 透野 翠 : 「場所変えよう?」
急速な運動。大量殺人。何もないようだがなにかはある。
彼女はいつも終わるとその二つを要求する

[メイン] アドミニストレータ : 「了解、そうしましょう」

[メイン] アドミニストレータ : ここはすぐに騒がしくなるであろう
実際場所を変えてしばらく待つのが得策だ

[メイン] 透野 翠 : 「ど~~こにあるかな~」

[メイン] 透野 翠 : 「ここに来るまでに見た?良さそうなところ」

[メイン] アドミニストレータ : 「外周地区よりは店もいいところが多いみたい、多分この島の偉い人も使うんでしょうね」
「この通りの入り口にカフェがあったわよ」

[メイン] 透野 翠 : 「ふ~人が多いとそっちばっかり見るから見落とすんだよね~」

[メイン] 透野 翠 : 入口へ向かい歩を進める

[メイン] 透野 翠 : 「ここに来てから初めてのコーヒだ」

[メイン] 透野 翠 : 「昼はおいしかったけど次はどうかな」

[メイン] アドミニストレータ : 「オーヴァード以外も使うだろうから、あそこまでは凝ってなさそうなのが残念ね…」

[メイン] アドミニストレータ : そんなことを話しつつ、件のカフェの前へ
こじんまりとはしているが、確かに外周部の店より格段に”まとも”だ

[メイン] 透野 翠 : 「凝っててるというより癖が強かったって言うんじゃ?」

[メイン] 透野 翠 : メニューを見れば本土でも食べられるような まともなメニューだ

[メイン] アドミニストレータ : 「確かに思想の癖は強かったわね」

[メイン] アドミニストレータ : 同じくメニューに目を通し、紅茶とミニケーキを注文している

[メイン] 透野 翠 : コーヒーとパフェを注文して

[メイン] 透野 翠 : 「あ~~。少し出て来るね クィヒッ」

[メイン] 透野 翠 : 店の外へ飛び出していく

[メイン] 透野 翠 : 聞こえた
管竜という名前が

[メイン] 透野 翠 : 管竜の名前を零した男を追い

[メイン] アドミニストレータ : 「あら…わかったわ」

[メイン] 透野 翠 : 追い

[メイン] 透野 翠 : 一発打ち込み

[メイン] 透野 翠 : 「あなた達は怒らせたんですよ。いろいろなものを」

[メイン] : 「あぁ?なにが…ガキィ」

[メイン] 透野 翠 : 「もうすぐ掃除が始まりますよクィヒヒヒヒヒ」

[メイン] 透野 翠 : 銃をしまい

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒヒヒ。伝えな」

[メイン] 透野 翠 : そのままカフェへ戻る

[メイン] 透野 翠 : 「もっと喧嘩売ってきた」

[メイン] アドミニストレータ : 「あらあら…ふふ、そう…仕事熱心で偉いわね」

[メイン] アドミニストレータ : その言葉に口角を吊り上げ笑みを浮かべ

[メイン] アドミニストレータ : 「これで、きっと管竜も狙われていることはわかるでしょう」
「あとは自然に、場所も、所属者もわかるわ」

[メイン] 透野 翠 : 「その時が楽しみです」

[メイン] アドミニストレータ : 「それにしても、どうしてそこまで熱心なのかしら?」
「やっぱり、楽しいから?」
と銃の形を指で示しながら問う

[メイン] 透野 翠 : 「そうですね~」

[メイン] 透野 翠 : パフェをつまみながら

[メイン] 透野 翠 : 「長く続けてそれなりに…いやとっても楽しいですよ」

[メイン] 透野 翠 : 「予想外なビックリ人間に会うこともあるし」

[メイン] 透野 翠 : 「敵を倒せばやったーってなりますねー」

[メイン] 透野 翠 : 「アドミニストレータさんは持たないんですか」
同じように手を振る

[メイン] アドミニストレータ : 「そうねぇ……若い頃は自分でもやってたけど、効率的じゃないのよね」

[メイン] アドミニストレータ : 「何より、私はノイマンだから…」
ほら、と手を広げて肢体を惜しげもなく見せる

[メイン] アドミニストレータ : 「銃なんて持ってたら、せっかくの美が台無しじゃない?」

[メイン] 透野 翠 : 「若い頃っておばさん臭いです」

[メイン] 透野 翠 : 「美…」

[メイン] 透野 翠 : 上から下まで眺める

[メイン] アドミニストレータ : 「私はね、小さい頃はそれなりの家のお嬢様だったのよ」
「その頃からね、美しいものが好きだったのは」

[メイン] 透野 翠 : 「美術品とかは?」

[メイン] アドミニストレータ : 「美術品も好きよ?あれらはそれぞれが辛苦の歴史を持っているし」

[メイン] アドミニストレータ : 「ただね…私は」

[メイン] アドミニストレータ : そっとティーカップを置き

[メイン] 透野 翠 : 首をかしげる

[メイン] アドミニストレータ : 「完璧なものに最も美しさを感じるの」
「経緯は問わないわ。今、完璧で、最も最高の状態であるものに」

[メイン] アドミニストレータ : 「そういう意味だと…私は今その時を燃やし尽くすような。そんな短く儚いもののほうが好みなのよね」

[メイン] 透野 翠 : 「う~~ん?」

[メイン] 透野 翠 : 「そんなものありますか~?」

[メイン] アドミニストレータ : 「なかなか無いわね。それに、手元に置いておきたいという独占欲とも相反する」

[メイン] 透野 翠 : パフェをパクパクと

[メイン] アドミニストレータ : 「だからこそ、欲しくなる」
手に入らないものはより美しく
常に自分の美を維持しようという心情も、本当に欲しいものとは遠い

[メイン] 透野 翠 : 「わかりませんね…」

[メイン] 透野 翠 : 「でもその道に邪魔なものをヤるならわかりますから」

[メイン] 透野 翠 : 「そこは任せて」

[メイン] アドミニストレータ : 「ふふ、頼もしいわね」

[メイン] アドミニストレータ : 「欲しいものを手に入れるなら、力が必要。だからこそ私はここまで来た」
「存分に任せるわよ」

[メイン] 透野 翠 : 食べ終わり本に目を落としながら
「その分の情報とこれらもね」
本でパフェを叩いた

[メイン] アドミニストレータ : 「はいはい、わかったわ」

[メイン] アドミニストレータ : 「さて…と」
「そろそろ頃合いかしらね」

[メイン] アドミニストレータ : 外に耳を傾ければ、喧噪がやや大きくなっている

[メイン] アドミニストレータ : 管竜も、先ほどの事件を聞きつけたことだろう

[メイン] 透野 翠 : 「もう?意外と早いね」

[メイン] アドミニストレータ : 「ええ、少しは楽しませてくれそうじゃない?」

[メイン] 透野 翠 : 本を閉じる
テーブルに預けていた体を起こす

[メイン] 透野 翠 : 口角が吊り上がり

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒッ」

[メイン] アドミニストレータ : その笑みに、不敵な笑みで応える

[メイン] 透野 翠 : 期待を胸に膨らませ

[メイン] 透野 翠 : 店を出る

[メイン] 透野 翠 : 人気の少なくなったストリートにヒュウっと風が吹いた

[メイン] 透野 翠 :   

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : climax『Blood Party』 登場:全員

[メイン] アリス・L・ミラー : 59+1d10 登場/リザレクト (59+1D10) > 59+4[4] > 63

[メイン] system : [ アリス・L・ミラー ] 侵蝕率 : 59 → 63

[メイン] 透野 翠 : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+8[8] > 54

[メイン] system : [ 透野 翠 ] 侵蝕率 : 46 → 54

[メイン] アリス・L・ミラー : よーし、ハンドリングだ〜!!

[メイン] system : [ アリス・L・ミラー ] 侵蝕率 : 63 → 66

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『名』さえ分かれば、存外あっけないものだ。

[メイン] GM : 『管竜』は地下に根城を構えていた。
このヨイウオ島には、『地下街』が存在する。薄暗く、光の届かない、表の空気を『敢えて』吸おうとしない者達が集う、蟲毒だ。

[メイン] GM : ヴィーナスネクターの名を借りてまでしでかした悪行というのは─────。

[メイン] GM : 人身売買であった。

[メイン] GM : 『病』に侵されていない肉体というのは、それだけこの世界では『価値』がある。
オーヴァードのような肉体は、『汚らしい』がために、それだけ価格は下がる。
その点、まだ覚醒に至らない人間の体というのは、脆いが為に、この世では中々得ることのできないものとなる。

[メイン] GM : それを欲するクライアントは、世界に数多と存在する。
中国に、ロシア、東南アジア諸国に、遠くは南米アメリカ。挙げれば枚挙にいとまいがないだろう。

[メイン] GM : 新鮮な目を、腕を、膵臓を、肝臓を、心臓を欲する者は、多い。

[メイン] GM : ヨイウオ島で、『収穫』を行うのは実に簡単だ。
何せ、放浪者に、不法滞在者が、そこらへんにゴロゴロと転がっているのだから。

[メイン] GM : その中で、健康な者を少し、ひっ捕らえればいい、ただ、それだけの……。

[メイン] GM : チンケな商売だ。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 行方不明者リストの紙切れが、ぴらりと舞う。
田中一帆、劉岳平、ジョン・コルタ、ソム、…………。

[メイン] GM :  

[メイン] 透野 翠 : バンが停車する。”地下”に降りるには最適な場所だろう

[メイン] 透野 翠 : MBオーヴァードになっても癖は抜けない
それがベストであり、脳がそれをしないこと許さない

[メイン] 透野 翠 : 日常とは違い タクティカルグローブを身に着け、替えの弾薬をベルトで腰に釣っていく
ただマイクロビキニのままだが

[メイン] 透野 翠 : 小銃、拳銃 チャンバーをゆっくり開き確認を終わらせていく

[メイン] 透野 翠 : ガチャと最後のチャンバーが閉じられる

[メイン] 透野 翠 : 「レディ。いけますよ」

[メイン] 飴村 乱数 : サク。棒切れのお菓子を頬張る。パッケージは、昭和を彷彿とさせるもの。
ネオ・バザールで購入した、ある種レア物であり……。

[メイン] 飴村 乱数 : これより始まるは、醜い、血みどろな─────アウトローの戦いだというのに、ピンク色の少年は、へらへらと、陽気な笑みを浮かべながら。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクも準備OKだよ~ん♪」

[メイン] 飴村 乱数 : 闇夜、緑色の瞳を、爛々と、獰猛に輝かせながら。

[メイン] 飴村 乱数 : 口角を上げる。

[メイン] アリス・L・ミラー : 適当に調達した日本刀を引き抜いて
鞘をそこらに投げ捨てる

[メイン] アリス・L・ミラー : 洗い流された血が、また新たな血を招く様に濡れた刃に光が宿る

[メイン] アリス・L・ミラー : 「さー! 元気に行ってみよー!」

[メイン] アドミニストレータ : 「ええ、皆準備は出来たようね」

[メイン] アドミニストレータ : 「それでは、始めましょう」
後部座席で優雅に座っていた女が、まるで遊びに行くかのように軽やかに

[メイン] アドミニストレータ : 「作戦は…この戦力なら複雑なものは必要ないわね」

[メイン] 飴村 乱数 : 鼻唄を口遊みながら、同じくこれから鬼ごっこでもするかのような、軽いウォーミングアップとして、肩の筋肉を伸ばす。

[メイン] アドミニストレータ : 「私から言えることはただ1つ。思いきり暴れていいわよ
 これは"見せしめ"なのだから」

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒヒヒヒヒ」
走り出さんと前傾し笑みを深める

[メイン] 透野 翠 : 「派手派手です」

[メイン] 飴村 乱数 : 「テキト~に、揉んじゃえばいい、ってことで、OK~?」

[メイン] 飴村 乱数 : ─────そして少年は、『マイク』を取り出す。

[メイン] 飴村 乱数 : 手先で、くるくると回しながら。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「あいあーい! いやぁ、広範囲攻撃って楽でいいわよね〜!」

[メイン] アドミニストレータ : 「ええ。私たちの名を傷つけたらどうなるか、わかってもらわなくちゃね」

[メイン] 飴村 乱数 : ニヤァ、と笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「運の悪い奴らだよ、本当に~」
アリスに、ありがと~♪と、無邪気な笑顔を向けつつ。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクらの『看板』を使わなければ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「チンケなことしなけりゃ、大人しくしとけば」

[メイン] 飴村 乱数 : 「あともうちょっと、長生きできただろうに~」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「相手は選ぶべきよね〜 ほんと」

[メイン] アリス・L・ミラー : 笑みを返しつつ
敵の拠点を観察している

[メイン] 飴村 乱数 : 前方には、閉められたままのシャッター。
地下街の出店の背景に、まるで溶け込むように、静かに存在した。

[メイン] 飴村 乱数 : 表向きは、もう潰れた中華店となっている。
誰も、見向きもしない。
そもそも、この道にも、ほとんど誰も来ない。

[メイン] 透野 翠 : バンの扉に手をかける

[メイン] 透野 翠 : 準備は出来た
待つ理由もない

[メイン] 透野 翠 : 扉を開き 小銃を向ける

[メイン] 透野 翠 : 弾薬はオーヴァード用 偽装された重厚なシャッターでも砕いていける

[メイン] 透野 翠 : 「こんにちは~~~!」

[メイン] 透野 翠 : 引き金を引く

[メイン] 透野 翠 : シャッターが穿たれるのを見ながらゆっくりと近づいていく

[メイン] GM : ─────破裂音。シャッターはまるで、紙切れのように、簡単に引き千切れた、蜂の穴になった。

[メイン] GM : 奥で、声が聞こえる。喧騒の声。

[メイン] GM : 「な、なんだ!?何事だ!?!」

[メイン] GM : 引き裂かれたチャッターの隙間から見えるは、黒いスーツに、虎柄のネクタイを締めた、丸サングラスの男達。

[メイン] GM : その表情は、明らかに狼狽していた。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ん~~」
自分の唇に指を置き、目を細める、吊り上がった瞳で。

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒヒヒッ!遅いんですよぉ!」とそのまま走りこむ

[メイン] 飴村 乱数 : 「─────アイツら」

[メイン] 飴村 乱数 : 「非オーヴァードだね、《ワーディング》でも打てば一発だけど」

[メイン] 飴村 乱数 : 猪突猛進する透野の姿を横目で見ては、たははっ!と、困ったように笑い、肩を竦めながら。

[メイン] 飴村 乱数 : 「アドミニお姉さん的には、どお?」

[メイン] アドミニストレータ : 「《ワーディング》は効率的だけども…見せしめには不向きねぇ」

[メイン] GM : 透野の襲撃に、たじろぐ構成員達。
中には、咄嗟に銃を抜き、銃口を向け、発砲音を響かせる者も。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ん、それじゃあ」

[メイン] 飴村 乱数 : やっぱり~?と、口角を吊り上げる。

[メイン] アドミニストレータ : 「別に彼らとしても、どう最期を迎えようが変わりはないでしょう」

[メイン] アリス・L・ミラー : 弾丸をあっさりと視野に収める
鉛を断ち切り落として行く

[メイン] 飴村 乱数 : そして、指の形を銃に擬えて、もう片方の、握ったマイクを口元へ近づけると。

[メイン] アドミニストレータ : 「なら、利用できるだけしたほうが…いいわよね?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「じゃ、まずはよろしく!」

[メイン] 飴村 乱数 : アリスの見事な刀裁きに、ヒュ~!、と賞賛の口笛。

[メイン] 飴村 乱数 : 「OK!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「じゃ、もう二度とボクらに歯向かおうとする奴らが現れないくらいに~」

[メイン] 飴村 乱数 : 「『BANG』!!☆」

[メイン] 飴村 乱数 : 空間が歪む。波状が、指先から轟き─────。

[メイン] 飴村 乱数 : ぱぁん。丸サングラスの構成員の男の頭が、まるで花火のように咲く。

[メイン] 飴村 乱数 : 「惨めに、惨たらしく」

[メイン] 飴村 乱数 : 「死んでもらおっか」

[メイン] GM : 頭部を失った体は、まるで糸の切れた操り人形の如く、ゆっくりと両膝を地に着き、倒れる。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ヒューっ!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 続いて拠点へ指を向ける

[メイン] GM : 「生きて帰れると思うなよクソガキども!!!」

[メイン] GM : 次々に現れる構成員、どこで調達したのやら、機関銃を手に、連射を始める。

[メイン] GM : 狭い、薄暗い地下街は一気に、ゲリラ戦のジャングルと化す。

[メイン] アリス・L・ミラー : 《雨粒の矢》
サイレンの魔女に次ぐ超広範囲への攻撃手段の一つ際限なく捉える数も無尽蔵

[メイン] アリス・L・ミラー : 当然、雨粒を操るから
こんな地下では使えない…

[メイン] アリス・L・ミラー : 「…わけがないのよね〜」

[メイン] アリス・L・ミラー : さあ、単純に殺していこう
“水分”は今、ゾロゾロ押し寄せてきてくれる

[メイン] アリス・L・ミラー : 武器を持つ者を優先的に干渉開始
支配が終われば、そのまま水分を突き破った肌から他の者へ殺到させる

[メイン] system : [ アリス・L・ミラー ] 侵蝕率 : 66 → 69

[メイン] GM : 「ぐびゃあぁあっ!?!」

[メイン] GM : 「な、なんだ!?破裂した!?ど、どんな仕掛けだ……!?ぎゃああっ!!?」

[メイン] アリス・L・ミラー : それで死ななければ
着弾した対象に能力を使用して
水分を枯渇させながら、内臓でもすり潰してやればいい

[メイン] GM : 次々に、中華店を模した内装は、朱に染まってゆく。

[メイン] アリス・L・ミラー : 当たり前だが
普通の人間は水が無ければ
或いは血が失せれば死ぬのだ

[メイン] 飴村 乱数 : 「古臭い壁紙だったし、ちょうどいいじゃん♪ よかったねおじさん達!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「綺麗な真っ赤!中華カラー♪」

[メイン] アリス・L・ミラー : 再生できるならともかく
一般市民が敵う道理はカケラもない

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ま、衛生面は不合格だけどね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「アドミニお姉さん~、いいでしょ、アリスお姉さん♪ ボクらの専属マーセナリーになってくれたんだ~♪」

[メイン] 透野 翠 : 奥でエフェクトで銃弾を生成しながら
「赤すぎて興奮しちゃいますよ~クィヒッ」

[メイン] 飴村 乱数 : 無邪気に、にこっ!と笑いかける。
血みどろの死体の群れの中で。

[メイン] system : [ 透野 翠 ] 侵蝕率 : 54 → 61

[メイン] GM : 「ぎああああああああ!!?お、お、俺の腕があああぁあぁぁああ!!」

[メイン] アドミニストレータ : 「あら、本当?」
「優秀なオーヴァードがついてくれるのはとても助かるわね」

[メイン] GM : 奥では、野太い情けない悲鳴が響く。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ん、今回は上手く連鎖したみたい」

[メイン] アドミニストレータ : 血みどろの廊下を悠然と歩きながら、世間話をしている

[メイン] アリス・L・ミラー : なかば自動的に鏖殺していたから
ふと、その絶叫に耳を向ける

[メイン] 飴村 乱数 : 道中見かけた、浮浪者の腐敗死体には眉を顰めていた乱数であったが、この地獄下ではにこやかに、何も気にしていないという程に、笑っていた。

[メイン] アドミニストレータ : 飛来する弾丸も、やはり彼女には当たることはなく
計算尽くの歩調は乱れない

[メイン] 飴村 乱数 : ─────それほどまで、この『管竜』の者達を、『人間』と見なしていない、ということだ。

[メイン] 飴村 乱数 : 実に、チンケで、くだらない商売をしているな、という、そんな気持ちでしかなかった。

[メイン] 飴村 乱数 : 「でしょ~~~! あ、そうだ!これ終わったらさ~、映画でも見に行こうよ~!」

[メイン] 飴村 乱数 : ゴミを踏みながら、日常的な会話を愉しむ。

[メイン] 透野 翠 : 構成員の一人を踏みつけながら銃弾を撃ち込み
後から来た3人を振り返る

[メイン] アリス・L・ミラー : 「あ、いいね! どれしよっか?」

[メイン] GM : 「ぐええぇっ!!!」
踏まれた男の、情けない悲鳴。

[メイン] 透野 翠 : 「今なにがやってましたかね?」

[メイン] GM : 「なっ!!?」
男達は、明らかな狼狽を見せるも。

[メイン] アドミニストレータ : 「ちょうどいい映画やってたかしら?」

[メイン] GM : 「構わねぇ!やれ!!」
すると、火炎放射器を放つ。この店ごと燃やすつもりらしい。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ラブロマンスが観たいなぁ~!甘酸っぱい恋をするやつ!」

[メイン] 透野 翠 : 「……」好みじゃない顔で一歩下がり火炎放射器の方へ小銃を向ける

[メイン] 透野 翠 : 通路の半分が燃え出している

[メイン] 透野 翠 : 「あ~。爆発したら面倒ですね。炎消してもらえます?」
先の血の爆発を見た 透野が零す
けん制に銃弾を撃ち込んでいた

[メイン] アリス・L・ミラー : 「もっかいアタシがやろっか?」

[メイン] アドミニストレータ : 「自爆の可能性も考えないなんて…おバカな人たちねぇ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「うん!お願いアリスお姉さん♪」
肩に触れ、ウインク。

[メイン] 透野 翠 : 壁に背中を預け振り返り
頷く

[メイン] アリス・L・ミラー : では、簡単にと

[メイン] アリス・L・ミラー : 燃料そのものに干渉して、火炎放射器を不発にすると そのまま使用者の首を刎ねる

[メイン] system : [ アリス・L・ミラー ] 侵蝕率 : 69 → 72

[メイン] GM : 「ぐぎゃ─────」

[メイン] GM : 短い悲鳴の後、鮮血のスプリンクラーとなる。

[メイン] アリス・L・ミラー : 後は燃え広がる場所諸共
そこらの血や水で消化し削り抜きながら
邪魔な兵力を塊へと加工して…

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ん、一応買ったけど…やっぱり相手の数が多いと使わないわね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ん~~そうだねぇ~……でもさ!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「カッコイイじゃん?」

[メイン] 飴村 乱数 : これまた緊張感の欠片も無い掛け合いをしながら、徐々に、ゆっくりと、まるで庭園でも歩くかのように、ゆっくりと進んで行く。

[メイン] 飴村 乱数 : 道中見つけた部屋を開いては、親玉のいない部屋で、ガッカリしたように肩を竦めつつ。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「確かに箔付にはいいかも…?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「そ~そ!やっぱ実用性もそうだけど、見てくれもね!ボクは結構大事にしたいからね~」

[メイン] 飴村 乱数 : あくまで、ボクは!だけどね~、と付け加えながら、また扉を開く。

[メイン] 飴村 乱数 : 「おっと、なるほどねぇ」
目を細める。

[メイン] 飴村 乱数 : そこには、綺麗に保管された、幾つもの『臓器』があった。

[メイン] 飴村 乱数 : おそらくこれらを奪取し、売れば『相応』の金額にはなるであろうことが、伺える。

[メイン] 透野 翠 : 「いました?親玉」と銃のフラッシュで顔を光らせながら尋ねる

[メイン] アドミニストレータ : 「これね…噂の売り物は」

[メイン] 飴村 乱数 : 「い~や、親玉ってよりも、肝っ玉?」

[メイン] アドミニストレータ : 「親玉はいないわねぇ…臆病なのか、なかなか出てこないわ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「だねぇ、アドミニお姉さん、これら、どうする~?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「戦利品で持ち帰ってもまぁ、『別に』って感じだけど」

[メイン] アドミニストレータ : 「かといって置いたまま、というのも勿体ないし…」
臓器が入った容器の1つを指でなぞりながら

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ん〜 強いていえば、同じ事しちゃうと偽物と間違えられないかアリスしんぱーい」

[メイン] アリス・L・ミラー : 他所様であるにしろ意見は述べる
できるだけ適当に

[メイン] アリス・L・ミラー : 遠慮の意思がないと思われる事は
客人としては致命的だ 割とどんな場所でも

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクもぶっちゃけ、『小銭拾い』には興味ないなぁ~、『浪漫』が無いしっ!」

[メイン] 飴村 乱数 : 頭の後ろで腕を組みつつ、また襲撃してくる構成員を見かけては、指の形を銃へ擬えて、衝撃により殺していく。

[メイン] アドミニストレータ : 「せっかく命を奪って得たものなのに活用しないのは、無駄が大きいじゃない?」
「クローンだのなんだので採れるものとはいえ」

[メイン] アドミニストレータ : 「とは言え持ち帰るのも邪魔だし、後で街の人に押し付けておきましょう」
「件のレストランの経営資金にでも当ててもらう?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「いいねぇ、さっすがアドミニお姉さん♪ 太っ腹~~~!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ナイスアイデアかもね〜!」

[メイン] 透野 翠 : その会話を聞きながら奥へ奥へと進んでいく

[メイン] GM : やがて、格式のある扉前へと辿り着く。

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒヒ。閉店してるのにこんな立派で」

[メイン] 飴村 乱数 : 「おっ!いかにもって感じだねぇ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「お山の大将~って感じぃ?」

[メイン] アドミニストレータ : 「逃げ道がないからって、こんなところに引き籠っていたのね」

[メイン] 透野 翠 : 「あったり」
「早く逃げないと痛い目に会いますよクィヒヒ」
銃のストックでガンガンと扉を叩く

[メイン] GM : 「く、くそ……!!ガキどもぉ!何が目的だ!!」

[メイン] GM : 扉の奥で、年を感じさせるが聞こえる。

[メイン] GM : 「金か!!金ならいくらでもあるぞ!!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「えー? 今更それ聞いちゃう感じ〜?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「金、ねぇ~」
興味なさげに。

[メイン] アドミニストレータ : 「あら…何故こうなったのかわかってないのね……可愛そうに」

[メイン] アドミニストレータ : 「これから死ぬ人に教えても無駄な気はするけれど…」
「そうね、簡単に言えば…つまらない稼ぎ方だったからよ」

[メイン] GM : 「な、なんだとぉお~~~~~~~っ!!?」

[メイン] GM : 「ふんっ!世を知らんガキどもが!!」

[メイン] GM : 「効率が良いんだよ!この商売は!この金さえあれば!上納金さえあれば!俺は伸し上れる!」

[メイン] GM : 「だというのに邪魔をしよって!!」

[メイン] GM : 「貴様らを風呂に沈めるだけじゃ採算が取れん!バラバラにしてやる!」

[メイン] GM : 「おい!招いてやれ!丁重にな!!」

[メイン] GM : 奥で、部下の返事が聞こえる、すると……ギィィィ、と扉が開く。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「効率的破滅…の間違いじゃない?」

[メイン] GM : そこには、椅子にふんぞり返る、贅肉を腹に回す男に、控えていた構成員多数。銃口は、アドミニストレータ達へと向けられていた。

[メイン] 飴村 乱数 : 「おはじき弾くのが、ちょっぴりへたっぴだったのかもね~」

[メイン] アドミニストレータ : 「ハァ……教えてあげた意味もなさそうね」

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒヒヒ!!まだまだいるじゃないですか~~!!?」

[メイン] アドミニストレータ : 「あの太った首だけわかるようにしておけば、あとは好きにしていいわよ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「らじゃ~! せ~っかくのアドミニお姉さんのお情けも、無碍にしたとなれば~」

[メイン] アドミニストレータ : 管竜のボスの言動に、呆れたように首を振ったあと
銃口も気にすることなく、指示を下し

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクも、あんまり良い気分にはならないからね」
ロートーンボイスで、その瞳は獰猛になる。

[メイン] GM : 「フ、フフフ!貴様らの余裕がどこまで続くか見物だな!」
太った男はにやりと笑うと、注射器を取り出す。

[メイン] GM : それは、αトランスであった。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「じゃ、サクッと…あらら」

[メイン] GM : 「こういう時の為に取っておいて、正解だったわい!死んでから後悔しても遅いからな!!」

[メイン] GM : そう叫ぶと、男は己の動脈に突き刺す。
すると、ぐりん、と白目を剥き、オ、オォォォ……と、声を漏らす。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「あれ、ここ程度の儲けで買える物なのね〜 廉価版かしら…」

[メイン] 透野 翠 : 「おぉ…?」

[メイン] GM : 「……フ、フハ!フハハハハ……!漲る!!これが、『オーヴァード』の力!!」

[メイン] GM : レネゲイドが渦巻く。

[メイン] アドミニストレータ : 「質の悪いものなら買えるのかしらね」

[メイン] GM : 男の腕が、太く、筋肉質なものへと、変貌してゆく。

[メイン] 飴村 乱数 : 「じゃないかな~、観たところ、そんな感じがする~」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「そうそう、そのオーヴァードの力x4に喧嘩売るから今回の商売はナンセンスなのよね〜」

[メイン] GM : 「あァ~~~?何ほざいてんだこのクソガ……キ……」

[メイン] GM : 男は、アドミニストレータ達の姿を見て、表情が固まる。

[メイン] GM : 目を丸くしたまま、フリーズすると。

[メイン] GM : 「なっ……んなっ!?!」

[メイン] GM : 「なんてふざけた格好してやがるッッ!?!?!?」

[メイン] GM : MBオーヴァードは、『非オーヴァード』にとっては、自然な姿として見なされる。
しかし、『オーヴァード』となれば、別。

[メイン] GM : ありのままの姿として、映し出される。

[メイン] GM : 「こ、こ、こんなふざけた格好のガキどもに!?俺の組織がぶっ壊されようとしてるのかぁあ!?」

[メイン] GM : 怒りに震え、顔がまるで梅干しのように真っ赤に染まっていく。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「アホらしくなったらこーさんする?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ありゃりゃ、なんかボクら、煽っちゃったみたいだね?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「今からFHに来れば、こんなセコイ商売続けなくてもいいと思うけど〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 表情に影が差し、にやりと笑う。
「─────え~~?アリスお姉さ~ん」

[メイン] 飴村 乱数 : 「『降参』な~んて、受け入れちゃうのぉ~?」

[メイン] 飴村 乱数 : へらへらと、笑いながら。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「雇い主様の意向次第でありまーす!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ただ、新規参入者が増えちゃったら美味しいかな〜という 心遣いでありまーす!」

[メイン] アリス・L・ミラー : アホらしい程従順に答える
相手がどう答えたにしろ 殺せと言われたらそれに従う

[メイン] アリス・L・ミラー : それが契約だ
少し出過ぎた…と言う事を戒めにして
相手を観察する

[メイン] アドミニストレータ : 「オーヴァードもピンキリというか…
 少なくとも、ああいう何も見抜けないようなのじゃダメね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクもドブの腐ったような臭いのする負け犬はいらな~い」

[メイン] アドミニストレータ : 「ジャーム化しなかっただけ幸運の持ち主ではあるのだろうけども」
そもそも幸運なら、こんなことにはなってはいないだろうが

[メイン] 親玉 : 怒りで青筋が次々に浮かぶ、ぷるぷると震え。

[メイン] 透野 翠 : ゆっくりと拳銃を親玉へ向ける

[メイン] アリス・L・ミラー : 「あちゃー、じゃ生憎さまって事で!」

[メイン] 親玉 : 「好き放題言い寄って……!!貴様らの口をずたずたにして、カジノの景品にでもしてやるわあああああ!!!」

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒッ!長いんですよ~」
引き金を引く

[メイン] GM :  

[メイン] GM : それが、『開戦』の合図となった。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 衝動判定 難易度5

[メイン] 飴村 乱数 : (4+0)dx 〈意志〉 (4DX10) > 6[2,4,4,6] > 6

[メイン] アドミニストレータ : (6+0)dx+0>=5 〈意志〉 (6DX10>=5) > 9[5,9,9,9,9,9] > 9 > 成功

[メイン] アリス・L・ミラー : 2dx+21 (2DX10+21) > 7[4,7]+21 > 28

[メイン] 透野 翠 : (1+0)dx 〈意志〉 (1DX10) > 10[10]+4[4] > 14

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 1ラウンド目

[メイン] GM : セットアッププロセス

[メイン] GM : エネミーは何も無し

[その他] system : [ アドミニストレータ ] 侵蝕率 : 57 → 75

[メイン] system : [ 透野 翠 ] 侵蝕率 : 78 → 78

[その他] system : [ アリス・L・ミラー ] 侵蝕率 : 72 → 77

[メイン] アリス・L・ミラー : こっちも何もなーし!

[メイン] 透野 翠 : なしです

[メイン] 飴村 乱数 : ボクもな~し!

[メイン] アドミニストレータ : セットアップで《常勝の天才》+《戦術》
味方のメジャーのダメージ+32、ダイス+5個

[メイン] 飴村 乱数 : わーい!

[メイン] system : [ アドミニストレータ ] 侵蝕率 : 75 → 88

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ではイニシアチブプロセス

[メイン] GM : 透野の手番

[メイン] 透野 翠 : マイナーでハンドレッドガンズ使用
装填された銃弾の炸薬が変化していく

[メイン] system : [ 透野 翠 ] 侵蝕率 : 78 → 81

[メイン] 透野 翠 : 拳銃を片手に部屋を進みながら撃ち込んでいく
反撃の弾丸など大した傷にはならない

[メイン] 透野 翠 : メジャー コンセントレイト+ストライクモード+カスタマイズ

[メイン] 透野 翠 : 11dx8+0 射撃 (11DX8) > 10[3,3,4,4,5,6,6,7,7,8,9]+10[5,10]+5[5] > 25

[メイン] 親玉 : 6dx+2 ドッジ (6DX10+2) > 8[1,5,5,6,8,8]+2 > 10

[メイン] 親玉 : ヒット

[メイン] 透野 翠 : 3d10+2d10+2d10+13 (3D10+2D10+2D10+13) > 27[9,9,9]+13[7,6]+2[1,1]+13 > 55

[メイン] system : [ 親玉 ] HP : 0 → -55

[メイン] 透野 翠 : ズンズンズン 拳銃に似合わない重低音が響き
怪物を殺すような大穴が穿たれる

[メイン] 透野 翠 : バフ忘れてた🌈
一応+32です

[メイン] system : [ 親玉 ] HP : -55 → -87

[メイン] 親玉 : 「ぎゃあああああああああああ!?!」

[メイン] 親玉 : 胸に大きな穴が開き、体ごと捩れ、吹き飛ぶも……。

[メイン] 親玉 : 「フ、フハハハハハ!!なんて素晴らしい肉体だ!まだ俺は、ゲホ!ゴホ!立ててるぞ!!」

[メイン] 親玉 : 肉塊を零しながらも、大男はまだくたばらない。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「で、アナタが殺さないといけない私達はみーんなその体なのよね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「そういうこと~♪」
無邪気なピースサイン。

[メイン] アリス・L・ミラー : 軽口は精神的優位を保つ為と
相手に対して事実を認識させる為だ

[メイン] GM : 続いて、アドミニストレータの手番

[メイン] アリス・L・ミラー : 数の暴力には
よっぽど特別じゃないと敵わない

[メイン] アドミニストレータ : やることが…ない!
ので手番放棄

[メイン] GM : OK

[メイン] 親玉 : 「ならば貴様らが再生できないくらいにズタズタにしてくれるわあああ!!」

[メイン] 親玉 : 巨大な機関銃を担ぐと、アリスへと銃口を向ける。

[メイン] 親玉 : 「安心しな!顔は狙わないでやるよ!!なにせ、高く売れるからなぁ!!」

[メイン] 親玉 : 15dx7+5 命中判定 (15DX7+5) > 10[1,1,2,4,4,5,5,6,6,8,9,9,10,10,10]+6[2,2,2,3,4,6]+5 > 21

[メイン] アリス・L・ミラー : 2dx+21 (2DX10+21) > 10[9,10]+9[9]+21 > 40

[メイン] 親玉 : 火薬に灯された閃光が、狭い執務室内で輝く。

[メイン] 親玉 : 鼓膜を破らん勢いの銃声の乱打が続くも……。

[メイン] 親玉 : 「ぐおおおおおおお!!?!何故当たらん!?!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「成り立てにしては上手いわね〜 相手が悪いけど…」

[メイン] アリス・L・ミラー : オーヴァードは元より怪物だ
だが、オルクスはオーヴァードの中で肉体的に優位を持つわけではない

[メイン] 飴村 乱数 : 「ヒュ~!♪ さっすが!まるで踊り子の如くだねぇ、アリスお姉さん!」
へらりと笑いながら、蝶の様にひらりと躱すアリスへ賞賛を送る。

[メイン] アリス・L・ミラー : …しかし、優位はある
数少ないスペックを、完全に操作する術が

[メイン] アリス・L・ミラー : 「いえーい、サンキュー!」

[メイン] 構成員トループA : 「ボ、ボス!?このままじゃ……!?」

[メイン] 親玉 : 「ええい!怯むな!!ガキどもだぞ!!相手は!!」

[メイン] GM : 次、アリスか乱数の手番
順番はアリスが決めていい

[メイン] アリス・L・ミラー : んじゃ、一足お先に!

[メイン] アリス・L・ミラー : 「じゃ、次は私が」

[メイン] アリス・L・ミラー : 《雨粒の矢》を使用
対象は敵全員! ごー!

[メイン] アリス・L・ミラー : 9dx+22 (9DX10+22) > 10[1,1,1,4,5,8,9,9,10]+9[9]+22 > 41

[メイン] 親玉 : 6dx+2 ドッジ (6DX10+2) > 10[2,3,8,9,9,10]+9[9]+2 > 21

[メイン] 構成員トループA : 《イベイジョン》でドッジ10固定

[メイン] 構成員トループB : 《イベイジョン》でドッジ10固定

[メイン] 構成員トループC : 《イベイジョン》でドッジ10固定

[メイン] アリス・L・ミラー : んじゃ、全部命中!

[メイン] アリス・L・ミラー : 7d10+34 (7D10+34) > 42[8,3,4,10,3,7,7]+34 > 76

[メイン] system : [ 構成員トループA ] HP : 20 → -56

[メイン] system : [ 構成員トループB ] HP : 20 → -56

[メイン] system : [ 構成員トループC ] HP : 20 → -56

[メイン] system : [ 親玉 ] HP : -87 → -163

[メイン] GM : 「ぎゃあああああああああああああ!!!」
悲鳴の不協和音。ハーモニーとは言い難いような、醜い叫びが狭い部屋で反響する。

[メイン] アリス・L・ミラー : スキュラの招きが有象無象を赤い池に変えながらそのまま水分をオーヴァードの攻撃へ再利用

[メイン] アリス・L・ミラー : 取り敢えず、で全身を千切りながら
動きを拘束して…

[メイン] アリス・L・ミラー : 「じゃ、飴村くんヨロシク!」

[メイン] 飴村 乱数 : ファンサービスのウインク。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ありがと!♪ じゃ、とびっきりのフィナーレと行こうか!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「─────じゃ、身の程知らずのおじさ~ん、これ、ボクからの最期の言葉だから、耳の穴、かっぽじいて聞いてね♪」

[メイン] 飴村 乱数 : どこからともなく流れるビート。それは、死神がタップするリズム。

[メイン] 飴村 乱数 : 鎌は既に、太い首に添えられ、あとは引くだけ。

[メイン] 飴村 乱数 : 獰猛な笑みで、少年は謳う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクらは『悪いこと』をしちゃいけな~い、だなんて言っちゃいないんだ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「『ダサいこと』をするなって言ってんだ♪」

[メイン] 飴村 乱数 : 「その区別も付かずに、好き放題できると無法に踏み入れたお前の頭ん中は電気信号が無駄にFLOW♪」

[メイン] 飴村 乱数 : 「懺悔を聞いてくれる女神様も見放し、散華するしかない豚は卑しく死ね♪」

[メイン] 飴村 乱数 : 「『BANG』☆」

[メイン] 飴村 乱数 : 《絶対の恐怖》《神の御言葉》《コンセントレイト:ソラリス》

[メイン] 飴村 乱数 : (10+5)dx7+9 (15DX7+9) > 10[1,2,2,3,4,4,6,6,7,8,9,10,10,10,10]+10[1,3,3,3,5,7,10]+10[8,9]+1[1,1]+9 > 40

[メイン] 親玉 : 6dx+2 ドッジ (6DX10+2) > 9[1,1,6,7,8,9]+2 > 11

[メイン] 飴村 乱数 : 5d+35+32 装甲値無視 (5D10+35+32) > 34[6,10,6,6,6]+35+32 > 101

[メイン] system : [ 親玉 ] HP : -163 → -264

[メイン] 親玉 : ライムの後、曇りの後、血の雨が降るでしょう。

[メイン] 親玉 : 洗濯物は外へ干さず部屋干しが良いでしょう。

[メイン] 親玉 : 以上、愚かな天気予報でした。

[メイン] GM : ─────静寂。残すは、見るも無残な死骸だけ。

[メイン] GM : 戦闘終了。

[メイン] 飴村 乱数 :  

[メイン] 飴村 乱数 : 「─────んん~~~~!」

[メイン] 飴村 乱数 : 地獄の中、ぐい~っと背伸びをする。

[メイン] 飴村 乱数 : 「つまんなかったね!」

[メイン] 飴村 乱数 : にこっ!と、屈託の無い笑顔で、アドミニストレータ、透野、アリスへと、顔を向ける。

[メイン] アドミニストレータ : 「まあ、仕方ないわ」
「3人の攻撃を受けるまで耐えたのなら、耐久面はそこそこだったかもね」

[メイン] 透野 翠 : 頷きながら死体を銃口でつつき

[メイン] 飴村 乱数 : 「戦いもそ~だけど~」

[メイン] 透野 翠 : 確かにつまらなそうな顔で
「考えてたんですけど」
「ラブロマンスよりミステリーがいいです」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ヒリつくような『欲望』も無い、ただのチンピラとの社交ダンスは、ご勘弁~」

[メイン] 飴村 乱数 : 肩を竦め、へらへら笑いながらも。

[メイン] 飴村 乱数 : 「え~~~~!絶対ラブロマンスの方がいいって!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「アタシはなんでも楽しめるからオールオッケー!」

[メイン] アドミニストレータ : 「今回の仕事は内容的に、どうしてもね」
「その分映画を楽しみましょう」

[メイン] 飴村 乱数 : 「やだやだやだーー!だってミステリー映画って、怖いじゃん!やだよボク!ホラーとかそういうの!苦手なの!!」

[メイン] アドミニストレータ : 「ラブロマンスがあるミステリーを見ればいいじゃない」

[メイン] 透野 翠 : 「…あります?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「なるほど!名案!……じゃないよ~~~~~!!」

[メイン] 飴村 乱数 : 泣きつくように抱き着く、駄々をこねる子どものようだ。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「おお……新しい側面が…!」

[メイン] アドミニストレータ : 「面白いものが見れるかもしれないのだし、ホラー描写くらいちょっとは我慢なさい」

[メイン] アドミニストレータ : ぴしり、と言いつけて

[メイン] アドミニストレータ : 「さて、これで仕事も終わり」
「契約もここまでだけど、アリスちゃんはどうするのかしら?」
先ほども聞いたけど、改めて…と
アリスの方を向き

[メイン] 飴村 乱数 : ぶーぶー!と不服たっぷりな顔を向けつつも、けろっと変え、アリスの方を向く。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ああ、その件ね 飴村君から聞いて胃はいると思うけど〜 専属契約をお願いしたいのよね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : その言葉を聞き、満足そうに、にひひ!と笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「じゃあ、映画もそうだけど~……その前に」

[メイン] 飴村 乱数 : 「歓迎会かな?」
ね?いいでしょ~~~?、と無邪気な瞳をアドミニストレータへと向ける。

[メイン] アドミニストレータ : 「ふふ、わかったわ」
「《ヴィーナスネクター》として歓迎しましょう」

[メイン] アドミニストレータ : 「私たちは、より大きな宿願の達成を望む者」
「即ち、美の極致を求める者」

[メイン] アドミニストレータ : 「各々の望む美を手に入れるまで、私たちは止まることはない」

[メイン] アドミニストレータ : 「私にとって、最も美しいのは。愛すべきものは、この”世界”」

[メイン] アドミニストレータ : 「アリス、あなたは何を求めるのかしら?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「日々の幸せ! お金とかお酒とかの!」

[メイン] 飴村 乱数 : にやり笑い─────アリスの肩を抱き、アドミニストレータの方へと見やる。

[メイン] 飴村 乱数 : 「最っ高に」

[メイン] 飴村 乱数 : 「『狂ってる』よね!」
無邪気な笑顔で、明るい調子で、そう言う。

[メイン] 飴村 乱数 : 自分達は、選ばれし力がある。大きな力がある。

[メイン] 飴村 乱数 : 抱くなら、大きな『野望』を持つことだろう。
精神性というのは、それだけ肉体に影響されるのだから。

[メイン] 飴村 乱数 : しかし─────彼女は、アリスは、刹那の享楽に身を委ね、それでいながら、この無法の地に身を置く。それも、どの組織にも委ねず、放浪としていた。

[メイン] 飴村 乱数 : その生き方をしていれば、簡単にくたばることだろう。
この世界は、そう甘くない。しかし、それでも彼女はこうして、ぴんぴんに生きている。

[メイン] 飴村 乱数 : それが彼女の何たるかを、証左していることだろう。

[メイン] アドミニストレータ : 「いいでしょう」
こくり、と頷き

[メイン] アドミニストレータ : 「あなたは、幸せな日常を。私は、それを担保する世界を」
「ここに契約は結ばれたわ」

[メイン] アドミニストレータ : 「……改めて、よろしくね。アリスちゃん」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「はい、よろしくお願いしまーす!」

[メイン] system : [ アドミニストレータ ] ロイス : 1 → 2

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 血祭り後に交わされた、血の契り。

[メイン] GM : 血肉の臭いが充満する、その部屋は、まるで。

[メイン] GM : もはや人の原型を留めず、ぐちゃぐちゃになる、彼女達の足元に転がる肉塊は

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 合挽肉のようだった。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : バックトラック

[メイン] 透野 翠 : 2つあります
71以上にはなります

[メイン] アドミニストレータ : 88-2d10 通常振り/追加振り (88-2D10) > 88-9[8,1] > 79

[メイン] 透野 翠 : 2d10 (2D10) > 19[9,10] > 19

[メイン] system : [ 透野 翠 ] 侵蝕率 : 91 → 72

[メイン] system : [ アドミニストレータ ] 侵蝕率 : 88 → 79

[メイン] アリス・L・ミラー : 82-1d10 バックトラックだー! (82-1D10) > 82-3[3] > 79

[メイン] system : [ アリス・L・ミラー ] 侵蝕率 : 82 → 79

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 経験点配布
全員、+25点
GMは+26点、ふへへ、ごっそーさん!

[メイン] GM :  

[メイン] アドミニストレータ : ed 『契約更新』

[メイン] アドミニストレータ :  

[メイン] アドミニストレータ : ヨイウオ島からの帰還後、とある都市部のホテル
煌めく夜景を見下ろす摩天楼の上層部の浴室で、一人の美女が街を見下ろしていた

[メイン] アドミニストレータ : 管竜を殲滅した後、新たに仲間となったアリスを歓迎し
映画鑑賞などを楽しんだ末に、このホテルに泊まっていた

[メイン] アドミニストレータ : 一日、薄汚れた空気の島にいたのだ
その気分転換にとこのホテルを選んだのだが…

[メイン] アドミニストレータ : 「夜景は確かに美しいわね、宣伝通りだわ」

[メイン] アドミニストレータ : 「でもちょっと不満なのは、料理のほうね」
「ヨイウオ島のレストランほどとは言わないまでも、もう少し凝って欲しかったわ」

[メイン] 飴村 乱数 : そっと、アドミニストレータの両肩の後ろから細い腕が回される。
抱擁するその腕は、包み込むように、それでいて、荒々しさの影を見せることもなく、自然に、密着するように。

[メイン] 飴村 乱数 : 「アドミニお姉さんは『美食家』でもあるもんねぇ~」

[メイン] 飴村 乱数 : 精悍な顔つきの少年の横顔が、アドミニストレータの横に。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクの舌はお子ちゃまだからわかんないけど~、でも確かに」

[メイン] 飴村 乱数 : 「デザートは、最悪だったかも♪」

[メイン] 飴村 乱数 : にひひ!と、悪戯っぽい笑みを浮かべる。

[メイン] 飴村 乱数 : 普段の陽気で、元気で、まるでアイドルを彷彿とさせるような少年の姿ではなく、まるで囁くような、ハスキートーンで、美女との会話を愉しむ。

[メイン] アドミニストレータ : 「そうね、口直しとしては減点ものだったわ」
「もっと甘美なほうが好みなのに」

[メイン] 飴村 乱数 : 「そ~そ!もっとコクって言うのかな?そういうのが欲しかったよねぇ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「なんか最近の嗜好品さ、素材の味を楽しむべし、みたいな、そういうの見かけるじゃん?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ああ言うの、嫌いだなぁ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「上等なパンケーキには、上等な蜂蜜があってこそだと思うんだ」

[メイン] 飴村 乱数 : アドミニストレータの長い、美しい、艶やかな藤色の長い髪を、手に掛けては、掻き分けるようにして。

[メイン] 飴村 乱数 : 「アドミニお姉さんも、そ~思わなぁい?」

[メイン] 飴村 乱数 : 甘ったるい、文字通り甘えん坊の子どものような……それでいて、声変わりはしている、男の囁き声で。

[メイン] アドミニストレータ : 「ふふ、それはそうよね…上質なものが上質な所以は、他のものを引き立てられる力があるから」

[メイン] アドミニストレータ : 「上等な素材に、上等な調理が合わさって初めて完成に至る」

[メイン] アドミニストレータ : 「本当に美しいものは、そうあるべきよね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「あはっ♪ ボクも、そー思う」
にこっ、と無邪気に、子どもの様に笑い。

[メイン] 飴村 乱数 : 「自制心だとか、なんだとか、そんなものよりも、ずっと『自分らしさ』を解放してる方が……」

[メイン] 飴村 乱数 : アドミニストレータの顎へ指を添え、そっと、こちらの方へと向かせる。

[メイン] 飴村 乱数 : 「生きてるって気が、する」

[メイン] 飴村 乱数 : 細めた艶めかしい、緑の瞳は、アドミニストレータの美しい顔を映す鏡となる。

[メイン] アドミニストレータ : 「自分らしさ、ね…」
乱数の顔を見つめつつ、ふと思案するような表情をして

[メイン] アドミニストレータ : 「自分らしくあると思っている時って、本当に自分らしくあれているのかしら」
「例えば、私は幼い頃、両親に生き方を定められて育てられたけど…その時も自分を疑っていなかったわ」

[メイン] アドミニストレータ : 「私が初めてそれを、自分らしさのことを考えたのは…一人で庭で遊んでいて、野兎を殺した時だった」

[メイン] アドミニストレータ : 「やってはいけないことと言われていて、やってはいけないことだとわかっていて。それでもやったのは何故だったか…それは覚えていないけど」

[メイン] アドミニストレータ : 「不思議と罪悪感は湧かなかった」
「動かなくなった野兎を見て、美しいと思ったのよね」

[メイン] 飴村 乱数 : ふぅーん?と、返事。アドミニストレータの、憂いか、それとも懐かしみかを浮かべる顔を見つめながら。

[メイン] 飴村 乱数 : ピンク色の毛先から、湯が滴り、浴室に小さな可愛らしい音が反響する。

[メイン] 飴村 乱数 : 「なーに、アドミニお姉さん」

[メイン] 飴村 乱数 : 「センチメンタルになっちゃった?」

[メイン] アドミニストレータ : ふるふると首を振ると、長い髪が湯に波紋を作る

[メイン] アドミニストレータ : 「ただの思い出話よ」
「私にとっての自分らしさ、このセルを立ち上げるに至った欲望を抱いた時の」

[メイン] アドミニストレータ : 「私は、美しいものを愛することが、”それ”」
「それを愛して、守ってあげたいの」

[メイン] アドミニストレータ : そんなこと、両親の思う通りに育てられていた時には思いもしなかったから
きっとそれが自分だと信じて、ここまで来た

[メイン] アドミニストレータ : 「乱数、あなたはどうなのかしら」
「”自分らしさ”…本当に自分のものと言える?」

[メイン] 飴村 乱数 : くすりと、笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「さぁ、どうだろうね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクはさ、今思っている全てがたとえ、『誰か』に設計されたものだとしても」

[メイン] 飴村 乱数 : 「『自分らしさ』なんてものは、幻想で、自分から生み出されたものじゃなくても」

[メイン] 飴村 乱数 : アドミニストレータを抱く力が、ほんの少しだけ、強くなる。

[メイン] 飴村 乱数 : 「あんまり、関係が無いかな」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ここにボクがいて、そして……アドミニお姉さんがいる」

[メイン] 飴村 乱数 : 肌と肌が、重なり、密着する。

[メイン] 飴村 乱数 : 「そこに、胸に潤いを感じられるのなら……」

[メイン] 飴村 乱数 : 「甘い幻覚だとしても、ボクは─────おいしく食べちゃうよ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ねぇ、アドミニお姉さん」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボクのこと、『どう』見える?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「人間?それとも、異常性の高い怪物?それとも……」

[メイン] 飴村 乱数 : 顔と顔、すぐ傍。

[メイン] 飴村 乱数 : 「─────野兎?」
妖しく、小さく、笑う。

[メイン] アドミニストレータ : 「……そうね、私はあなたを『美しい』と思うわ」

[メイン] アドミニストレータ : 「少なくとも、こうしていることを許せるほどにはね」

[メイン] アドミニストレータ : 囁くように話しかける

[メイン] アドミニストレータ : 美しいものは、私の手の中に
もし彼が死んだら、臓器をはした金にするようなことはしないだろう

[メイン] アドミニストレータ : それでも、彼が死んだら代わりを手配するだろう
私にとっての愛は、その死体を美しいまま保持することで終わる

[メイン] 飴村 乱数 : にっこりと、無邪気に、子どものように笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「ありがとう♪ アドミニおねーさん」

[メイン] 飴村 乱数 : 馴染ませるように、囁く。

[メイン] 飴村 乱数 : ─────そっと、その唇を奪う。
精悍な横顔は、性に狂う男のものではなく、人形の様で。

[メイン] 飴村 乱数 : 見た目に見合わない、子どもがするような接吻ではなく、小さな舌を入れ、絡め合うフレンチキス。

[メイン] 飴村 乱数 : 浴室の大きなガラスの外に見える、何億の夜景へ、絶世の美女をまるで、見せびらかすように、味わうように貪る。

[メイン] 飴村 乱数 : ─────アドミニストレータは、『異常』な女だ。
ボクはそう思うし、きっと、さっきの話を聞いたら、この夜景の下にいる人達も、ほとんどがドン引きすると思う。

[メイン] 飴村 乱数 : でも、それがいいんだ。

[メイン] 飴村 乱数 : 怪獣映画の予告を思い出す。ちょうど、この夜景みたいに、人間の叡智で繋いできた文明の結晶を、散歩がてらに踏みつぶす巨大な生命体の姿を。

[メイン] 飴村 乱数 : 人はきっと、そこに『畏れ』を抱くだろう。

[メイン] 飴村 乱数 : ただ、それと同時に……『美しさ』を抱くことだろう。

[メイン] 飴村 乱数 : 踏みつぶされていく、ビルに、車に……人に。

[メイン] 飴村 乱数 : 高揚を、覚えるだろう。

[メイン] 飴村 乱数 : ─────きっと、それがアドミニストレータという女。

[メイン] 飴村 乱数 : ありとあらゆる『美しさ』を、我がものにしようとする、魔王だ。

[メイン] 飴村 乱数 : その為なら、人命も容易く利用するし、こき捨てる。

[メイン] 飴村 乱数 : 最悪でしょ?

[メイン] 飴村 乱数 : ─────でも、俺はそれがいい。

[メイン] 飴村 乱数 : 『安心』する。

[メイン] 飴村 乱数 : 粘膜が重なり合い、奏でられる水音が、無駄に広い浴室内に響く。

[メイン] アドミニストレータ : 私は、手に入れたいもののためには持てるものを有効活用する

[メイン] アドミニストレータ : 美しいものを保持し、そして有効活用する

[メイン] アドミニストレータ : 自分の美貌も、そうやって使って来た
彼が望むのなら、どこまでも

[メイン] 飴村 乱数 : 唇に、糸が引かれる。バスルームのライトに照らされ、反射する。

[メイン] 飴村 乱数 : 力みの無い、艶めかしい笑みを向けたまま。

[メイン] 飴村 乱数 : ぺろりと、小さく舌なめずり。

[メイン] 飴村 乱数 : 「……今日のディナーよりも、『おいしい』や♪」

[メイン] 飴村 乱数 : 悪戯っぽく、愉しむように。

[メイン] アドミニストレータ : 「あら、口直しになったかしら」
「それともまだ物足りない?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「うん♪ これからでしょ?愉しいのは」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ボク達は、『美』のテロリスト。掲げる思想は、底を見せない」

[メイン] 飴村 乱数 : 「喰らっても、尽きることのない『欲望』こそが……原動力なんだから」

[メイン] 飴村 乱数 : 「もっと─────溺れようよ」

[メイン] アドミニストレータ : 「ええ、そうしましょうか」

[メイン] アドミニストレータ : そう答えると、湯に身を任せて
長い藤色の髪が水面に広がる

[メイン] アドミニストレータ : 水中に四肢を預けると、浮遊感に包まれて
夜景の中に浮いているようで、不思議な心地だ

[メイン] アドミニストレータ : そうして交われば
溺れているのか、浮いているのか……わからなくなる

[メイン] アドミニストレータ : そんな時間が、私は好きだった
彼も同じく、そうであるならば…柄にもなく、他者を想ってみて

[メイン] アドミニストレータ : 珍しい自分の思考に少しばかり苦笑した
彼の言う通り、ちょっとセンチメンタルなのかもしれない

[メイン] アドミニストレータ : だって、臓器だけにされて売られていくなんて、必要な部分だけ切り取られていくなんて
良いように育てられていた、昔の私のようじゃない?

[メイン] アドミニストレータ : もちろん、あの子たちは私と違う力を持たないものだけど
それでも、と想う心はあったのだろう…自分でも驚くことに

[メイン] アドミニストレータ : でもそれは、結局は一時の揺らぎ

[メイン] アドミニストレータ : 摩天楼の中で、泡となって消えて行った

[メイン] アドミニストレータ :  

[メイン] アドミニストレータ :  

[メイン] アリス・L・ミラー : ED『ザンパン』

[メイン] アリス・L・ミラー :  

[メイン] アリス・L・ミラー : 軽快に地を鳴らしながら
血みどろの廃墟を観察する

[メイン] アリス・L・ミラー : 中華系マフィアの巣…出会った場所は
その末路の有り様と比較して、実に静かで

[メイン] アリス・L・ミラー : 「相変わらず血生臭いのでありました〜っと」

[メイン] アリス・L・ミラー : 地獄の如き有り様をそう締め括ると
処分を逃れた資料をまとめて

[メイン] アリス・L・ミラー : 「さて、飴村くん! これを君ならどう見るかね〜?」

[メイン] アリス・L・ミラー : なんとも戯けた声色で
適当に整理した資料を投げ渡す

[メイン] 飴村 乱数 : 「あははっ!な~にそれ!ホームズの真似~?」
悪戯な少年のように笑いながら、書類を受け取り、目を通す。

[メイン] 飴村 乱数 : ぴらりと、一枚めくると、近くにあったテーブルへと投げ捨てる。

[メイン] 飴村 乱数 : 「まぁ~そうだねぇ」

[メイン] 飴村 乱数 : そこに書かれていたのは、管竜の活動記録であった。
その取引先には、このヨイウオ島に根付く反社に、セルの運び屋とのログが残されていた。

[メイン] 飴村 乱数 : ちょうど自分達の『看板』の名義を無断使用されたのを耳にした近辺からの、取引活動数が増えていた。

[メイン] 飴村 乱数 : 「『運』が悪かったんじゃないかな」

[メイン] 飴村 乱数 : はい、お疲れ様♪ と、甘ったるそうなピーチ味の缶ジュースをアリスへ手渡す。
地下街の通路にあった自販機で購入したものだ。

[メイン] アリス・L・ミラー : せんきゅー♪ と、受け取り

[メイン] アリス・L・ミラー : 「“運”? 判断ミスだと思うけどな〜」

[メイン] アリス・L・ミラー : くぴくぴと缶を傾けながら
甘ったるい飲料を喉奥に流し込む

[メイン] 飴村 乱数 : 「それも勿論あるさ、ただ─────」
へらりと笑いながら。

[メイン] 飴村 乱数 : 「表に公的な組織は、確かにその名を無断使用されると困るケースが多く、大抵の場合は、社会的地位を揺らがしかねない」

[メイン] 飴村 乱数 : 「信用という名の、丹精に作った硝子細工もあっという間に」
ぱ~ん、と手を握りこぶしから、開いた形へと変える。

[メイン] 飴村 乱数 : 「その点、ボクらは立場が違う」

[メイン] 飴村 乱数 : 「反社会的組織は、名を勝手に借りられても、実は言うと割と……『別に』、なんだ」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ん〜……確かに?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 確かに元より底辺なのだから
これより評価が変わる訳でもない

[メイン] 飴村 乱数 : くすりと笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「アリスお姉さんは、や~っぱり、『賢い』ね」
緑の瞳が細くなる。

[メイン] 飴村 乱数 : 「FHに、ギルド、裏社会で頭の上がらないビッグネームだと、この辺で」

[メイン] 飴村 乱数 : 「みんな、『勝手』に借りてどうぞ~って、してるんだ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「何故か分かるかい?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ん〜」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「敵対勢力の目が鈍るから?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「いいねぇ、つまりはそういうこと♪」
アリスの頭を撫で、にこりと笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「それに、自分達が労を要さなくても、自然と名が広まってくれるんだからね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「無報酬で『宣伝』をしてくれるんだ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「名の利く縄張りを広げたい反社にとっては、膝を叩いて笑いたくなっちゃうでしょ~」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うーん、なるほどね〜」

[メイン] アリス・L・ミラー : 納得するように頷きつつも
けれど、それならばこの現場には矛盾がある

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ただ、そんな便利な拡声器君たちは 見事にミンチになった訳だけど…」

[メイン] 飴村 乱数 : にやりと、獰猛に笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「だから、『運』が悪かったのさ」

[メイン] 飴村 乱数 : アリスの、贅肉少ないすっきりとした顎に触れながら。

[メイン] 飴村 乱数 : 「最近ちょっと急上昇中のネームを使ってみたら」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ちょこっとだけ、『こだわり』の強いところでした~♪」

[メイン] 飴村 乱数 : 「って、オチだからね」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「なるほどね〜 なら、確かに“運”かも」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「…しっかし、なーんで機関砲を買える儲けがあって欲張っちゃったかな」

[メイン] アリス・L・ミラー : アレは結構入手に手間がかかるというのに
別に無理では無いけれど と予防線を張りつつも

[メイン] 飴村 乱数 : 「だよねぇ~、ボクもね、も~っと慎ましやかに生きていれば、長生きできたんじゃないかな~?って、思うんだよね」

[メイン] 飴村 乱数 : 「まぁ、それが出来ないのが………『欲望』に塗れた怪物所以……って、トコかな?」

[メイン] 飴村 乱数 : 「アリスお姉さんはさ、百年物の高級ワインを飲めたとするじゃん?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うんうん」

[メイン] 飴村 乱数 : 「そのワインは、世界中探しても、富豪の一握りしか飲むことのできないワインです!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「どう?この時点での、アリスお姉さんの心境は?満足?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うーん…」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「ワインだけしか手に入らないと…片手落ちよね〜」

[メイン] 飴村 乱数 : 「そういうこと~♪」
にっこりと笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「どうせなら、霜降りの超高級な牛肉でも欲しいよね~」

[メイン] 飴村 乱数 : 「何ならさ、この世界には実はなんと!大富豪の一握りの、さらに一握りしか飲むことの許されない千年物のワインがあります!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「……な~んて情報を小耳に挟んじゃったら、どうよ~?」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「うーん……」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「なるほどね〜……ちょーっと、気持ちがわかったかも」

[メイン] 飴村 乱数 : 「でしょ~~~~」
へらへらと笑う。

[メイン] 飴村 乱数 : 「こういう……意地汚くて、どうしようもなくて、飽くなき『欲望』を抱え続けるのが、ボクらで」

[メイン] 飴村 乱数 : 「本当ならそれを抑え込んで、どこかで『諦め』を打って、現実的に生きていくのが、UGNとか、表舞台の住人達の生き方なんだろうけど」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「このご時世じゃ、どっちも破滅的よね〜」

[メイン] アリス・L・ミラー : 口元に缶を咥えて
まだ残るジュースをチャプチャプ鳴らす

[メイン] 飴村 乱数 : 「まぁね~~~~」

[メイン] 飴村 乱数 : 「アリスお姉さんは」
肩へ、そっと回す。男性的な、細身でありながらもしっかりと筋肉のついた腕を。

[メイン] 飴村 乱数 : 「─────『退廃的』な生き方は、嫌いかな?」

[メイン] 飴村 乱数 : 妖艶な瞳が、覗き込むように。美少年の悪魔であった。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「────」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「嗜む程度、かな!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 笑みを返した 拒絶ではなく断固とした肯定でもない 致し虚飾はなく裏もない

[メイン] アリス・L・ミラー : 曖昧さを持たせながら
発言者…今回は、飴村に対する好感はあるという示しであった

[メイン] 飴村 乱数 : すると、悪魔から無邪気な子供のような表情へと変わる。にこりと、笑顔。

[メイン] 飴村 乱数 : 「やっぱアリスお姉さんはいいねぇ~」

[メイン] 飴村 乱数 : 「これ、マジでボクの賞賛ね、なんか打算があるとか、そういうのじゃなく、ただの感想」

[メイン] 飴村 乱数 : 「本当に、『賢い』女だよ」

[メイン] 飴村 乱数 : 「それでいて─────裏で生きる『センス』がある」

[メイン] 飴村 乱数 : 「本当に、いい買い物しちゃったな♪ ありがとうね!専属マーセナリーになってくれて!」

[メイン] アリス・L・ミラー : 「───えへへ! いやぁ、理解ある雇い主に前踏まれちゃったにゃ〜♪」

[メイン] アリス・L・ミラー : そうして、腰掛けにした机から降りて

[メイン] アリス・L・ミラー : 「さ、そろそろ退散しよっか! こんな木端でも、睨んでくる相手はいるだろーし!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ん、りょ~かいっ!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「ねぇねぇ~、この後もどっかで遊ばない~?」
へらへらと、血生臭い、薄暗い地下で、陽気な声。

[メイン] アリス・L・ミラー : 「OK! 血生臭い調査に付き合って貰っちゃったし、アリスちゃん奮発しまーす!」

[メイン] 飴村 乱数 : 「やった~~~!じゃあボクも張り切って楽しみまくっちゃいま~~~す!!」

[メイン] アリス・L・ミラー : そうして、二人の影はそこから消えた

[メイン] アリス・L・ミラー : 残った物は屍と、缶ジュースが残した
ほんの少しの甘い匂いだけ

[メイン] アリス・L・ミラー : けれど、誰も気付かない
誰も この末路には目を向けない

[メイン] アリス・L・ミラー : だから同じことは起こるだろう

[メイン] アリス・L・ミラー : ザンパンには目を向けておくべきだ
いつか、己がそうなるかもしれぬのだから

[メイン] アリス・L・ミラー :  

[メイン] アリス・L・ミラー : まあ、そこに福があるとは限らないが
用心に越したことはない

[メイン] アリス・L・ミラー :  

[メイン] 透野 翠 : ED  「How to think」

[メイン] 透野 翠 : 自分が得意な仕事も

[メイン] 透野 翠 : 歓迎会
自分の役割じゃない仕事も終わった

[メイン] 透野 翠 : 1つの流れが終わったことを感じる

[メイン] 透野 翠 : 息を吐きソファに深く座り込む

[メイン] 透野 翠 : 昼、カーテンのない窓からは日が差し込んでいる

[メイン] 透野 翠 : 明るすぎる日光を嫌って部屋の隅ので本を広げていた

[メイン] 透野 翠 : 「クィヒヒヒ」

[メイン] 透野 翠 : 頭の中で物語が繰り返される

[メイン] 透野 翠 : 拷問 撃ち合い 殺人

[メイン] 透野 翠 : 観光 食事 音楽

[メイン] 透野 翠 : 鮮やかに戦場の光景映る

[メイン] 透野 翠 : 3人の同僚の姿の像が結ばない

[メイン] 透野 翠 : 「しらな~~いですもんね~」

[メイン] 透野 翠 : 赤く赤くなってく

[メイン] 透野 翠 : 笑みは深く 目は獰猛に

[メイン] 透野 翠 : 「本、本~~」

[メイン] 透野 翠 : 眼を閉じ 声をだす

[メイン] 透野 翠 : 意識を切り替える。セットアップ

[メイン] 透野 翠 : 本の内容が脳内を覆いつくしていく

[メイン] 透野 翠 : マイクロビキニ姿の本の主人公が高い高い塔を登っていく

[メイン] 透野 翠 : 「フフ…」

[メイン] 透野 翠 : カツーンカツーン

[メイン] 透野 翠 :   

[メイン] 透野 翠 :